心と体

残業時間増加による心身への異常と対処

先月、今月と業務負荷が高くなり残業時間が大幅に増えています。製造業かつ自動車メーカーの一次仕入先という立場なため仕方ありませんがなかなかキツイです。

目次

残業時間増加による心身への影響

最新の研究結果では週に40時間を超えて働くと体調に影響が出るという結果が出ています。これは残業せずに週5日で日に8時間労働する前提が40時間というものです。

もっとも、仕事だけではなく家事や育児など様々な雑事をこなさなければいけない中での40時間という可能性もありますが、常に気を張っていないといけない仕事では8時間が限界なのでしょう。

少しでも残業すると崩れてしまいますがそれだと成り立っていないのが日本の製造業の現状です。むしろ生活込みにすると残業しないとやってられないでしょう。

労働という価値観の変遷

歴史を見て労働という価値観は古代から現代までで180度変わってしまったものになります。このことを知っておかないと国家や会社に良いように使われて人生を他人の為に費やすだけになりますので注意しましょう。まぁ日本については儒教の関係で近代までほとんど労働に関して価値観の記述はないですが・・・

労働の価値観変遷

古代ギリシャ:農耕作業含めて奴隷が行う苦役、身体を酷使し、人間の生理的欲求を満たすだけの目的で軽蔑される存在。

~中世:キリスト教では神が人間への罰として労働させた扱い。少し時代が進むと人間の怠惰を防ぐ営みとして肯定的に捉えられ始める。

~近世:キリスト教で禁欲やら勤勉な労働によって得られる富は尊いという価値観へ。神様へ近づくみたいなイメージ。

~近代:労働が成功者になるための手段として扱われ始める。封建制度から企業の雇われへと切り替わり職人としての作品作りを賞賛されるようになる。

~現代:第二次世界大戦後は生業としてのサラリーマン、悪くない給料があってこそ成立しているが、自己実現や社会貢献の機会もありたいという欲求も存在する

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一覧にすると古代ギリシャ時代とまったく逆になってますよね。肉体的労働と知識が必要な労働と区別される必要はありそうですが、どちらも労働と捉えると身を削って奉仕して対価を得ることには違いないため、この歴史は知っておいて損はないと思います。

残業時間増加に対する対処

さて、本題ですが、残業時間が多くなった際の対処はどうするのかというものです。私は週5日労働で40時間の出勤でかつ、1ヶ月の残業時間は40時間オーバーとなっています。このブログを読んでいる方の中にはみなし労働で100時間近くの残業をしている方もいるでしょう。

残業していると家でやれることや睡眠への影響が出てきます。健康と仕事効率、そして自分の精神を保つためには何をすれば良いのかというと、1つは睡眠時間の確保、2つ目は週1回でも良いから有酸素運動、3つ目はひとまず3ヶ月は続けてみようと考える。

それぞれやる意味を記載していきます。

1.睡眠時間確保:これは当たり前ですよね。残業時間が増えると睡眠時間を減らして娯楽や交際を優先させる人がいますが、睡眠不足だと仕事の効率が落ちるだけでなく、さらなる残業時間増加を意味します。これは何ながんでも死守すること。本当に切羽詰まって睡眠時間(7時間程度)を削りに行くのは最後の手段です。これを削ると1週間程度の維持が関の山なのでここぞというときにしか使ってはいけません。

2.週1回の有酸素運動:立ち仕事やデスクワーク問わずこれはした方が良いです。使う筋肉が全く違うのと運動による汗と精神的に来る汗は異なります。筋トレでも良いですが軽いマラソンや水泳なども良いですね。テストステロンによってやる気に満ちさせた状態で効率よく仕事をして残業時間を減らしていくことを考えます。

3.ひとまず3ヶ月まででそれが終わったらやめると考える。本当にやめるわけではないですが、こう思っておかないといつまで続くかわからないと人はやる気がなくなります。この高負荷の残業だらけの生活は残り1ヶ月まで、2ヶ月までと考えるとモチベが維持できます。

注意点:最後に注意点ですが、一気に残業時間を減らしてゼロにすると悲しいかな日本の上司はまだまだ余裕なんだなと思ってしまいます。1~3でせっかく頑張って高負荷をなくして仕事を減らしたのに更に山積みにされる可能性がありますので忙しさアピールをしておく必要があります。

有休を取るにしても残業しながら取っておくと頑張ってる感が出ますので自分が1週間効率よく働ける残業時間を見つけていくしかありません。私の場合は週8時間までの残業なら効率を落とさず自分の時間も確保できるため、忙しくなくともそれくらいは残業します(急ぎな仕事が無いだけで業務はたくさんありますので・・・)。

まとめ

残業したくなくても周りがしていたら強制的に業務負荷を高められる。そういった負のサイクルに陥ってしまうのがある程度の規模の会社です。コロナの影響が小さくなったのか今までの低負荷が嘘のように一気に放出されています。

その中でも日々対処を怠らないことで自分の体調管理とモチベを維持していき、残り数年でセミリタイアをするという大きな中間目標を掲げてやっていくしかありません。

今も手に職つけるためにせっせと毎日朝活してますのですぐに身にならずともスキルは確実にアップすると思います。未来への着実な歩みと現在への対処を怠らないようにすることが最も成長しつつ効率的に生活することができると思うのです。

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