心と体

幸福はお金と人間関係と精神性を改善することから始まる

人生の幸福を探し出すことは生きる上で欠かせないことです。更に言えば人生の終着点は最も幸福でなければその人生そのものは不幸だと同等だと思います。まぁ過去よりも未来、未来よりも現在が最も重要ですからね。人生山あり谷ありと言いますしずっと幸福であることは不可能ですが、考え方を変えるだけで少しでも自分の人生観が変わったり行動が変わったりしますので考える上での気付きになれば幸いです。

幸福の定義とは何か

何を以て幸福というのかがスタートです。おおよそ検討はついているかと思いますが、私の考える幸福はお金と人間関係、精神性が絡んでいると思っています。

お金が無ければ生活ができないそもそも生きるのに苦しい、人間関係がこじれていればこれまた毎日怒られたり怒ったりしなければいけません。最後の精神性というのは世界や社会、現代における考え方、自分の受け止め方の違いによるズレで幸福感がなくなるというようなイメージです。

経済的自由を達成した方々の著書にも同じような事が書かれています。

あらゆる調査で人生の悩みは「健康、金銭、人間関係」となっていますから、 フリーエージェント化で嫌な相手とつき合わなくてもよくなれば、それだけで人生の問題の3分の1は消失してしまいます(経済的に独立すれば金の悩みもなくなりますから、残るは健康だけです)。 しかしそれでも、「ソロ充」の生き方に諸手をあげて賛同するひとは多くないかもしれません。 「すべての不幸は人間関係からもたらされる」というのが真実として、だからといって愛情も友情も捨ててしまったのでは生きている意味がなくなってしまうからです。
だとしたら、私も「凡人」にとっての「幸福な人生」のポートフォリオとはどのようなものになるのでしょうか。 経済的に独立し、充実した仕事をし、家族や友人との強い絆で囲まれた人生を理想とするひとは多いでしょうが、多くの場合、こうした「超充」の人生ポートフォリオは実現できません。 なぜなら、 お金が人間関係のトラブルを呼び込むからです。

人生の悩みはやはり人間関係。それもお金がたくさんあればあるほど人間関係にトラブルを生じてしまいます。ニュースでも莫大な資産を持っている人が妻や夫に殺されることや恨みなどを買って殺されるケースを聞いたことがあります。

より簡単に書かれている幸福の定義もあります。

より多くのモノを所有するほど、人はより不幸になり、よりストレスを抱えるということです。 逆に、より少ないモノを所有し、旅行や新たなスキルの習得など経験によりお金を使うと、人はより幸福になり、より人生に満足するのです。

引用元:FIRE 最強の早期リタイア術(クリスティー・シェンほか 著)

モノより経験することで人生に満足するということです。少し違った観点ですが、モノで溢れた生活よりも必要な分だけで生活するほうが幸福になりやすいですね。

私の財産告白でも有名な本多静六氏も幸福について述べています。

「幸福とはなんぞや」という問題になると、少しやかましくなるが、それは決して親から譲ろうと思って譲れるものでなく、またもらおうと思ってもらえるものでもない。 畢竟、幸福は各自、自分自身の努力と修養によってから得られ、感じられるもので、ただ教育とか財産さえ与えてやればそれで達成できるものではない。健康も大切、教育も大切、しかし、世間でその中でも最も大切だと早合点している財産だけは全く不用で、それよりももっともっと大切なのは、一生涯絶えざる、精進向上の気魄、努力奮闘の精神であって、これをその生活習慣の中に十分染み込ませることである。

引用元:私の財産告白(本多静六 著)

財産はいらないけど健康や教育を生涯続けて習慣とすることこそが幸福を得られるものだというのですね。精神性の大事さを説いているかと思います。

幸福になるためには

人の考えは千差万別なのでいろいろな尺度や定義があります。様々な定義からおおよその人が納得できる回答は以下のようなものでしょうか。

幸福の目標

生涯必要最低限生活するのに必要な財産を持っており、人間関係は適度な距離感を持ち、生涯知識や健康を追求して自身で努力していく

究極を言うと仏教の悟りのようなものですから万人受けは難しいでしょう。多少マイルドになったとしても人間関係の適度な距離感を持つというのは家族持ちには非常に大変なことかと思います。近親者になればなるほど寂しさはなくなりますが人間関係は大変になります。十分理解出来るパートナーを持つことができるように自身の人間性も常に磨いていくほかはありませんね。

まとめ

幸福には経済的自由は必要不可欠です。更に生涯に渡って知識を吸収、健康を追求するのも不可欠です。残る人間関係は本当に個人的主観でしか推し量る事ができない為、個々人の心地よいところを模索していくほかありません。

自分は人間嫌いの節がありますから適度な距離感というと月に数回会話できればいいくらいに思っている為、家族を持つことがなかなか難しいというのを理解しています。人間嫌いと思っていてもサラリーマン生活していて実家暮らしをしているからそう感じているだけかも知れませんし、人の心は移ろいやすいですから、早急に経済的自由を達成して独立してあれこれ考える時間を確保したいですね。

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