心と体

ニートと抑うつを経験して考えが変わった今だからこそ言えること

今の私があるのは今までの自分の歩みがあったわけですが、楽しいことばかりではありませんでした。半年程度のニートと1年半程度の抑うつとの戦いがありました。

今思えばニートや抑うつになるのは必然とも言える状態ですが誰しも当てはまる可能性があります。今は目的ややりたい事が溢れてきていて毎日がポジティブに捉えることが出来ますが立ち直れたのは奇跡のような気がします。

これを読んで共感、または同じ状態だった人がいれば参考になるかと思います。

目次

ニート期間

大学4年生のときに大学院を受験するわけですが大学院に行く目的は就職の先送りでした。特にやりたいこともなく、毎日ダラダラ過ごしたいが為に大学院を受けました。が、見事に勉強に熱が入らずに落ちました。

その時は切り替えて就職活動を少ししましたが、焦って就職する必要も無いと考えて1年就職留年してからで良いやと卒業研究だけ終えました。

卒業研究終了後は6月頃に内定が決まり、卒業要件も済んでいるため、何をやってもいい時期でした。しかし、何もやる気が無く、ひたすら家でアニメやゲームをしているばかりでした。

湧いてくる感情といえば純粋にアニメやゲームが楽しめずに仕事が始まってしまうことの恐怖だけでした。まぁもともと勤勉だったこともあり入社前から辞退することはなかったので良かったです。

ニート期間の教訓

今思えば人生の目的がなかった事が最もだめでした。就職活動のときも取り繕って自分と向き合うことはなかったです。嘘は言えないたちなのでなかったですが誇張表現や解釈を変えて自分をアピールしていました。

なんとなくレールに乗ってきて就職できそうになるとその先が65歳までは働かないといけないというレールに切り替わるだけになったからです。

それ以外に道はないと思っていましたし変えられるはずがないと考えていました。そのため、努力する意味を見受けられずだめと分かっていても自堕落な生活をしていたんだと思います。

ニートに入る前にやるべきことは自分という存在が何なのか、どういう人物か、やりたいことは何か己を知ることが最も重要だと断定します。

抑うつの期間

入社まで9ヶ月ほどニートで家以外は絶っていたし、ゲームの中でも誰とも会話しなかったこともあってコミュニケーション能力は非常に下がっていました。

そんなマイナスからのスタートで日々働きたくないという事が膨らんでいくことになりますが、出来ることも少しずつ増えて余暇の楽しみを少しはありました。

しかし、あるプロジェクトでがむしゃらに2週間夜中も3時頃まで起きて仕事をした結果、体調に異変がでました。これが27歳のときです。まったくやる気がでなくなり、何もやりたくなくなりました。

実家から通っていたので心配させまいとネカフェで定時まで時間を潰しているときもありました。病院へ行って2週間ほど休みをもらうように言われて会社と相談した結果、有休消化で2週間休むことになりました。

まぁ、上司の立場になれば鬱状態と診断されて総務あたりに言われると良くない為、当然でしょうけどありがたかったです。

6月頃2週間休みましたが休みが終わってから激務が解消されるかというとそうではなく相変わらず夜の10時くらいまで仕事してました。10月頃にまた何もやる気が起きなくなって1週間休みました。

6月もそうでしたが休み中に何をしたら良いかわからず転職やら仕事を辞めるかなど葛藤がありましたが、一度原点に戻って自己啓発してみようと考えたわけです。

抑うつ期間の教訓

ニート期間と同じく人生の目的がわからずわけも分からずがむしゃらに働いた結果です。生活のためでもなく誰かのためでもない、ましてや自分のためでもなく働いていました。

何の為に働くのかわけのわからない状態が引き起こした結果です。根本原因はやはり自分の事を知らなかったということです。

考え方が変わり始めた頃

そんな中2018年4月に『金持ち父さん貧乏父さん』を初めて読みました。そのときは理解出来るところも少なかったのですがそれでもこんなにも考え方が違うのかということだけは理解は出来ました。

同時にインターネットで色々調べるうちにセミリタイアという言葉に行き着きました。ここから何かが変わったんだと思います。

難しいことが書いてある事が多いのでまずは読解力をつけようとひたすら読書、それも自己啓発本を中心に読み始めました。読んだら満足するだけでしたが、10冊を超えると少しずつですが実践していくようになりました。

2018年で読んだ本は15冊程でしたが、どれも自分にとって大事なことでした。幸いにも読書嫌いだった自分はAmazon Prime会員だったので途中でやめたり合わなかったりしたらすぐに違う本を読むことが出来たのも大きかったです。

ニートと抑うつ期間から学んだこと

学んだ事は2つあります。

・自分(奥底の感情、人柄)を深く知る
・人生の目的を作る

これだけです。が、何をやるにしても最も重要なことだと判断しています。これを理解してこれにまつわる事を実践してきた結果、1年程度で変わりました。2019年でもっと変わりました。これからも変わっていくんだと思います。

自分が変わったことで周りも変わりました。自分を変えるほうがラクなので今後も考え方を変えることはないですね。


まとめ

いかがだったでしょうか。

基本的に私は説明が得意ではないのでグラフや絵、引用を使って語るスタイルですが今回は自分の経験をそのまま感じたままに記載しました。読みにくい部分もありますが要点を絞りました。

同じような事で苦しんでいる人の参考になればと思います。

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