ある程度お給料をもらっている人でもお金が貯まらないと嘆く人はいるものです。
あるだけ使ってしまう人や負債が大きくなる人は金融リテラシーが低い為、少し荒療治が必要です。
目次
結論
即効性のある以下の3つを順に取り組むべきです。
①1000円でも1万円でもいいので少額から別口座へ先取り貯蓄をする。
②なんでも現金払いにする。
③惰性でテレビを観たりネットサーフィンするのをやめる。
①は強制的に貯蓄する為です。②は荒療治ですがクレカやリボ払いなどの負債を無くす為です。③は自分の欲求が広告に踊らされている可能性がある為、元を断ち切ります。
1000円でも1万円でもいいので少額から別口座へ先取り貯蓄をする。
別の口座に先取りして貯蓄する事の素晴らしさはサラリーマンであれば誰もが知らず知らず給料日に税金を納めているのと同じくらいです。
あるだけ使う人はその「あるだけ」を少なくすれば全部使ってしまっても別口座での貯蓄に成功できます。
1000円でもいいと書いたのはまずお金が貯まる達成感を味わった方が良いからです。
人は単純なもので全く貯められなかったのに次の給料日に貯蓄できていれば次も貯めようと思うものです。
向上心があるならもう少し増やしても大丈夫そうだななどと考えてより多くのお金を先取り貯蓄するでしょう。
なんでも現金払いにする。
電子決済が主流になりつつある現在になんで現金払いなの?と感じるかもしれませんが
あるだけ使う人はクレカやリボ払いによって支払いを先送りして自分がどれだけお金を使っているかを理解していない人が多いようです。
母の友人もその傾向があってほとんどリボ払いにするそうです。。。
高い金利を払って支払い期限を先送りにしているだけですが、当の本人は支払うお金が少なくなっていると思っているそうです。
頭が良い人ですがお金の教養はまるで内容です。お金の仕組みがわかっていないのは非常にコワイですね。
普段の支払いを現金に変えると自分で稼いだお給料分しかない為、何にお金を使うべきか考える機会を得ます。
小中学生の時を思い出してみてください。なけなしのお小遣いやお年玉で1年をやりくりしていたと思います。
それが高校や大学に行くとバイトで稼いだりして小金持ちになり、更に働きだすと中金持ちになり色々浪費し放題になります。
今一度頭を小中学生に戻して本当に必要なものを買いましょう。
惰性でテレビを観たりネットサーフィンするのをやめる。
テレビは企業からマージンを貰っている為、いかに我々消費者に物を買わせるかであの手この手を考えています。
テレビの内容はほとんどは小学6年生程度で見れるものですが、広告は非常に人の心理につけ込むようにうまくできています。
キャッチコピーや心に響く言葉やこれを買えば人生バラ色になるような錯覚を日々与え続けるのです。これがCMだけでなく番組中にも張り巡らされていますので日々テレビを観ていたら一種の洗脳を受けたように浪費脳になってしまいかねません。
そういう意味ではネットも広告によって収入を得るのが大半ですのでテレビと同じともいえます。ただし、内容は小学生からわかるものから大人にならないと理解できない物、専門性が高すぎるもの、うその情報など多種多様な情報にあふれています。これも惰性で見ていくとキリが無く、調べていくうちに広告によって踊らされるのがオチです。
自分のほしいものは自分で考えて購入するように心を変えないと真に貯蓄や節約できません。
まとめ
固定費を下げたり年収を上げたりするのも非常に大事ですが、
人によってはそもそもの金融リテラシーが低い為、上記対策を行っても貯められない人は貯められません。
まずは無理やり別口座で貯めつつお金に対する考え方を変える、自分の心を変えていくような根本的なところを変化させることが重要です。
年収が低くて生活がギリギリな人はまずは分相応な節約をするしか方法はありません。
荒療治ですが酒やタバコ、娯楽などを断ち切る事から始めましょう。
趣向品を断ち切り少しでも年収を上げる自己投資の為の読書をした方が良いですね。
話が少しそれましたが思うように貯蓄できない人は金融リテラシーが低い人ですのでまずはお金についてもっと知る事が大事です。
少し口調が厳しくなりましたがこれを見てくれた人の意識が少しでも変わるのであれば幸いです。