配当金の受領額を目標に置いている私にとっては毎年の増減配は非常に気になるところです。新型コロナウイルスの影響によって経済は打撃を与えられましたが、私の保有している株がどうなっているか確認してみましょう。
目次
増配銘柄を選ぶことの意義
さて、増減配の結果を伝える前におさらいです。減配しないのはもちろんですが、増配銘柄に積極的に投資していくのはなぜでしょう?
それは利回りが良くなるからです。
株は安い時に買って高い時に売るのが鉄則ですが、配当金を目的とした投資では業績悪化や経営困難状況まで売ることはありません。保有し続けるという意味では何事も無ければ永遠に保有し続けます。
自分の保有した株価からずっと保有し続けるなら配当金は一定よりも増えていった方が良いですよね。その分元を取る年数が減りますし何より再投資資金も増えます。
そういう意味でも連続増配銘柄への投資は現在の利回りは小さくとも将来の利回りは非常に大きくなることは明確です。税金を除く、ですが。
2020年の増減配結果
前置きが長くなりましたが結果を載せます。といっても毎回載せている投資カレンダーにしっかり載せてますのでそれを貼り付けるだけになっています。
気になる部分はこういった新型コロナウイルスなどで経済危機が発生した場合の各企業の増減配とその後の対処です。ざっくりですが減配、維持、増配で見てみましょう。
減配銘柄
減配はやはりというかWBKのみになります。WBKはマネーロンダリングによる法令違反と新型コロナウイルスの打撃によって叩きのめされた感があります。少額での投資だったので次年度には売却して他の投資先に充てる予定です。
ETFは購入した時点での昨年度比で決めています。SPYDやVYMは6、9月と新型コロナウイルスによる影響が最も大きかったですが、12月には昨年度を超える分配金を提供してくれました。復活の分配金と書いて復配とでも良いのでしょうか。
維持銘柄
配当金を維持した銘柄はJT、XOM、ダイキアクシス、オリックスです。まぁダイキアクシスは小型成長株なので配当金目的ではありませんので置いておきます。
JTは配当性向の大幅悪化、XOMは原油価格下落、オリックスは新型コロナウイルスの影響とそれぞれ異なっています。JTはキャッシュフローが十分あって今後数年は問題ないかもしれません。XOMは増配が止まりましたが、この危機でもなんとか配当を維持しようと様々な処置を講じています。
増配銘柄
特に記載することはありませんが、今後も通信、情報技術の銘柄は需要が絶えないと考えられるので引き続き資金投入先として注視しておきます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
29銘柄中最終的に1銘柄のみ減配となりました。復配は2銘柄、維持は4銘柄、その他全て増配です。多少利回りが低くても毎年増配してくれるなら数年後には基準としてる利回りに達成することでしょう。
保有している銘柄についてはかなり注力して決算状況を確認する為、増配していても今後を考えると投資対象から外す可能性のある銘柄も見えてきました。30近く幅広く分散投資しているおかげでWBKのような減配というか無配銘柄があってもほとんど打撃になりませんでした。
☆日々の継続こそが心身向上の糧☆