資産形成を始める上で、まず重要になるのが「貯金」です。
投資に目が向きがちですが、安定した資産形成のためには 貯金の基盤作りが欠かせません。

僕自身も投資を本格的に始める前は、まず貯金を増やすことを最優先にしていました。
実際に2019年頃は約500万円ほどの金融資産からスタートし、その後投資を続けることで現在は資産が大きく増えています。

なぜ貯金が重要なのか

資産形成では、いきなり投資を始めるのではなく まず土台を作ることが重要です。

以下に大きな理由を3つ記載します。

① 投資の元本を作るため

配当金や投資信託の積立などの投資を行うまでに、ある程度の生活費、投資用の種銭を確保しなければなりません。あと、元本が小さいといくら利回りが良くても資産はなかなか増えないので元本拡大も目指す必要がありますね。

収入を増やしたり、収入源を増やす事は今すぐに実行して効果が出るような即効性のあるものではないですが、節約、倹約によって得られる資金は即効性があり、税金もかかりません

元々使うはずだったお金を削減する事でその分手取り収入が増えるのと同義になるため非常に強い味方になるはずです。

そのため最初は以下の段階が必要になります。

・生活費確保
・投資資金貯め

② 生活防衛資金を確保するため

投資を続けていくためには、生活防衛資金も重要です。

目安

・独身:生活費の6ヶ月分
・家族あり:生活費の1年分

この資金があれば、急な出費や収入減少があっても 慌てて投資資産を売却する必要がありません。

③ 精神的に安定して投資できる

貯金が少ない状態で投資をすると

・株価が下がる
・経済不安

といった状況で不安になりやすくなります。

一方、十分な貯金があれば長期投資を続けやすくなります。

貯金を増やす基本ルール

資産形成の基本は非常にシンプルです。

収入 − 支出 = 貯金

つまり、支出をコントロールすることが重要になります。

節約、倹約によって貯金、貯蓄可能額が大幅にアップ。

節約の見直し候補は金額の大きい固定費(家賃、保険、通信費)と金額の小さい変動費(嗜好品)の削減になります。倹約は必要でない物を削減する事で自分にとって本当に重要な物を選定する癖がつきます。

① 固定費を見直す

貯金を増やすために最も効果が大きいのは固定費の削減です。

家賃

まず一番支出の割合が大きくなりがちな家賃を見直しましょう。

大体自分の手取り収入の20~25%が適正家賃として挙げられます。

職場や公共交通機関の便利さを加味して自分と相談して削減効果を狙います。僕は社宅に入っているため比較的少ない家賃で都市部に近い地域に住めています。

実家暮らしが可能であればある程度実家にお金を入れて家賃のみならず水道光熱費、食費も削減可能となり大幅な支出削減になります。家族とは要相談ですけどね。

保険

保険も個人年金保険や医療保険、自動車保険など様々ですが、支出の割合が大きく見直し候補になります。

あくまで保険ですので高額な保険料を支払う必要はありません。

後に記載しますが高額な保険料を支払うくらいなら予防にお金を払った方が長期的に見て重要だと思います。

通信費

主にスマホ代です。6,000円程度でも年間72,000円と高額になりがちです。

用途にもよりますが通信費も大幅に削減できる為、見直し候補になります。

僕は日本通信に変更した為、月々300~1000円未満の通信費で済みます。

サブスク

たまにしか見ていないネトフリやディズニープラス、U-NEXTなどないですか?引き落としになっているため意外とかかっていて大きな削減ポイントかもしれないです。

番外編

学費や介護費用がかさむと想定するのであれば事前に積立を行う必要があります。

削減はできないですが急遽必要となるわけではなく備えておくことは可能なのでコツコツ毎月積立しておきましょう。

固定費は一度見直すだけで 長期的に支出を減らすことができるため面倒ではありますがやらない理由はありません。

② 先取り貯金をする

おすすめなのが 先取り貯金です。

給料が入ったら先に必要分を貯金して残りで生活という順番にします。

これにより、無理なく貯金を増やすことができます。

③ 貯蓄率を上げる

資産形成では 貯蓄率が非常に重要です。

貯蓄率とは以下で算出できます。

貯金 ÷ 手取り収入

目安

貯蓄率 評価
10% 一般的
20% 優秀
30%以上 資産形成が加速

僕の場合は配当金も含めると貯蓄率が60~70%程度になりますが、家族が増えたためかなり貯蓄率は落ちてしまいます。

貯蓄率を上げることによるFIREまでの年数は以下の記事で紹介してます。

貯蓄率とFIRE達成までの期間セミリタイアやFIREを目指す人にとっていつ達成できるのかは非常に興味深いテーマとなります。私もその一人で、どれだけの資産を持っていつま...

④変動費削減

更に削減したい場合は変動費にも目を向けてみると良いです。

嗜好品

嗜好品は個人の価値観によって削減有無が決まります

タバコやお酒、ジュースやお菓子は僕にとっては必要ないものですがある人にとっては生きていく為に必要になる事があります。

僕も休日はコーヒーの消費が大きくなりますがより良い休日を過ごすために必要不可欠ですので無理に削減したりしません。

自分の生活を振り返ってみて惰性で嗜好品を楽しんでいるだけであれば削減しても大丈夫かと思います。生きる意味を失うものを無理にやめようとするのは逆効果ですので削減してはいけません。

医療費

年を取る、不摂生によって医療のお世話になるのは必然です。

であれば未来の医療費削減として今から健康志向になる事は長期投資家にとっても有用ではないでしょうか。

食事、運動、睡眠といった基礎的な習慣を見直し、お金をそれらにかける事で未来の医療費を削減できます。

高血圧や肥満、糖尿病などの生活習慣病はなってからでは遅いです。医者へかかる時間、費用と薬代など資金がいくらあっても足りません。

あらかじめ予防できる部分は予防しておけば健康を長く謳歌できます。医療費に対する予防医療費はトータル考慮すると予防医療費のほうが小さくなるため、しっかり健康寿命を伸ばすことが大事ですね。

貯金ができたら投資へ

ある程度の貯金ができたら、次は 資産運用を考える段階になります。

理由はシンプルです。

銀行預金だけでは資産は大きく増えないためです。

そこで重要になるのが

・長期投資
・分散投資
・配当投資

などの投資戦略です。

僕の資産形成の流れ

私の資産形成は以下の流れで進めてきました。

1.貯金を増やす

2.投資資金を作る

3.配当株投資を開始

4.配当収入を増やす

この流れを続けることで、資産は徐々に増えていき準富裕層入りまでできました

30代サラリーマンの資産形成ロードマップ 500万→5000万までの投資戦略記事が多くなってきたため2019年~2025年までの資産形成500万円→5000万円までの軌跡をまとめます。 資産推移 資産推移まと...

まとめ

資産形成の第一歩は 貯金を増やすことです。

まずは次の3つを意識することが重要です。

固定費を見直す

先取り貯金をする

貯蓄率を上げる

そして貯金が増えてきたら、投資を組み合わせることで資産形成を加速させることができます。

資産形成は短期間で結果が出るものではありませんが、コツコツ続けることで大きな差になります。

おすすめリンク

資産形成ロードマップ

30代サラリーマンの資産形成ロードマップ 500万→5000万までの投資戦略記事が多くなってきたため2019年~2025年までの資産形成500万円→5000万円までの軌跡をまとめます。 資産推移 資産推移まと...

配当投資とは

配当投資とは?30代サラリーマンの配当戦略とポートフォリオを公開はじめにですが、配当投資とは、株式の配当金を定期的な収入として得る投資方法です。近年は新NISAの開始により、配当投資を始める人が増えて...

配当金生活はいくら必要

https://atolmfree.com/entry/achieving-a-dividend-lifestyle/

配当ポートフォリオ

ポートフォリオの増減配について中途感想5月になると各企業が続々と決算を発表する時期です。その決算と同時に配当金の増減維持がアナウンスされることが多いです。 まだまだ途中...