投資にはまとまった種銭が必要です。
種銭を得るには以下の3つの方法があります。
①収入を増やす
②収入源を増やす
③支出を減らす
①②は今すぐに動いて成果が出るとは限りません。
であれば③の支出を減らす事が重要になってきます。
目次
結論
節約、倹約によって貯金、貯蓄可能額が大幅にアップ。
節約の見直し候補は金額の大きい固定費(家賃、保険、通信費)と金額の小さい変動費(嗜好品)の削減になります。
倹約は必要でない物を削減する事で自分にとって本当に重要な物を選定する癖がつきます。
節約、倹約する理由
配当金や投資信託の積立などの投資を行うまでに、ある程度の生活費、投資用の種銭を確保しなければなりません。
収入を増やしたり、収入源を増やす事は今すぐに実行して効果が出るような即効性のあるものではないです。
節約、倹約によって得られる資金は即効性があり、税金もかかりません。
元々使うはずだったお金を削減する事でその分手取り収入が増えるのと同義になります。
固定費削減
家賃
まず一番支出の割合が大きくなりがちな家賃を見直しましょう。
大体自分の手取り収入の20~25%が適正家賃として挙げられます。
職場や公共交通機関の便利さを加味して自分と相談しましょう。
私は職場が実家から近い為、有無を言わさず実家暮らしです。
実家暮らしが可能であればある程度実家にお金を入れておけば家賃のみならず水道光熱費、食費も削減可能となり大幅な支出削減になります。
保険
保険も個人年金保険や医療保険、自動車保険など様々ですが、支出の割合が大きく見直し候補になります。
あくまで保険ですので高額な保険料を支払う必要はありません。
後に記載しますが高額な保険料を支払うくらいなら予防にお金を払った方が長期的に見て重要だと思います。
通信費
主にスマホ代です。6,000円程度でも年間72,000円と高額になりがちです。
用途にもよりますが通信費も大幅に削減できる為、見直し候補になります。
私は楽天モバイルに変更しダイヤモンド会員の為、月々1,600円程度の通信費になります。
番外編
学費や介護費用がかさむと想定するのであれば事前に積立を行う必要があります。
削減はできないですが急遽必要となるわけではなく備えておくことは可能なのでコツコツ毎月積立しておきましょう。
変動費削減
嗜好品
嗜好品は個人の価値観によって削減有無が決まります。
タバコやお酒、ジュースやお菓子は私にとっては必要ないものですがある人にとっては生きていく為に必要になる事があります。
私も休日はコーヒーの消費が大きくなりますがより良い休日を過ごすために必要不可欠ですので無理に削減したりしません。
自分の生活を振り返ってみて惰性で嗜好品を楽しんでいるだけであれば削減しても大丈夫かと思います。生きる意味を失うものを無理にやめようとするのは逆効果ですので削減してはいけません。
番外編
年を取る、不摂生によって医療のお世話になるのは必然です。
であれば未来の医療費削減として今から健康志向になる事は長期投資家にとっても有用ではないでしょうか。
食事、運動、睡眠といった基礎的な習慣を見直し、お金をそれらにかける事で未来の医療費を削減できます。
高血圧や肥満、糖尿病などの生活習慣病はなってからでは遅いです。医者へかかる時間、費用と薬代など資金がいくらあっても足りません。
あらかじめ予防できる部分は予防しておけば健康を長く謳歌できます。
人はないものをねだるクセがありますが無いものねだりをする前に出来る事を実行し継続する事が大事です。
まとめ
今の固定費、変動費が自分にとって最適だからと言って客観的に見ると最適ではない可能性があります。
支出を見直すにあたっても家計簿をつける事は非常に有用です。
何にどれだけお金を使っているか一目でわかり、削減候補も見えてきます。
自分をコントロールする上でも節約、倹約する事は大きな一歩だと考えます。
継続できる節約、倹約をする事で小金持ちになりましょう。