企業分析

オリックス(8591)の企業分析・不動産や金融を手掛ける大手総合リース会社

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株主優待の充実と配当金によって非常に利回りの良い企業ですので分析しました。

目次

オリックス(8591)の概要

1964年に今でいう双日と三菱UFJ銀行を主体としてオリエント・リース会社として設立。1989年に今のオリックス株式会社に変更。

オリックスといえばオリックス・バファローズで知らない人はいないと思います。

主な投資指標

事業内容

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リース企業ですがリースはというと10%程度に留まっています。

ほとんど不動産や金融関連事業ですね。

 

法人金融サービス・・・金融、各種手数料ビジネス

メンテナンスリース・・・自動車、レンタカー、カーシェアリング、機器関連

不動産・・・不動産開発、賃貸、管理、運用

事業エネルギー・・・環境エネルギー、企業投資、コンセッション

リテール・・・生命保険、銀行、カードローン

海外・・・アセットマネジメント、航空機・船舶関連、企業投資、金融

売上と利益

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営業利益率は概ね10%以上と安定しています。日本の企業は2ケタあれば十分なくらいです。

利益は横ばいで成熟企業と言えるでしょう。

キャッシュフロー

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リースは10%程度ですがその他にも投資拡充しており投資CFがかさんでいます

金融危機など経済情勢によって打撃を受けやすい印象です。

EPS・DPS・配当性向

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1株益は着実に伸びています。配当性向も30%台と余力自体はあります。

DPS・増配率

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毎年着実に増配しています。増配率は低下していますがそれでも10%以上増配しています。

将来性

不動産や金融といった景気敏感株ですので経済状況によって左右されるのは仕方ありません。海外事業展開を積極的に行い事業拡大を図る為、投資CFがかさんでいる印象です。うまく行けばいいですが悪い方向へ転がると目も当てられません。

四半期決算は逐一確認して動向を見守る方が良さそうです。

まとめ

お得な株主優待と高配当がウリですが金融業化している為、世界情勢、経済情勢によって株価が左右されやすいです。

業績悪化しない限りは保有しますが積極的に買い増しするような銘柄ではないと私は考えます。

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