2019年5月末頃に購入したIBMですが、今回株価も好調だったので売却に至りました。利益を確認してみるとまぁまぁだったので売却理由とともに利益を記事にしました。
目次
IBMのスピンオフ
2020年10月にIBMがインフラ事業を分社化するというニュースがありました。これがスピンオフといって事業を資本継続しながら独立させるというものです。
スピンオフのメリットとしては元の企業とスピンオフ企業はそれぞれの主事業に注力することが出来て、利益向上を図る可能性が高いということです。株主はスピンオフされた際の規模に応じて株が割り当てられる為、それぞれの事業が独立して成長すると株価もそれ以上に伸びるというわけですね。
デメリットですが、企業側は色々と手続きを踏んでスピンオフするので時間が掛かるというのと、株主側は株式が別会社で2分割されるため、特定口座から一般口座へ変更になることがあります。一般口座の場合は取得単価を自分で覚えておかないと確定申告時に無用な課税をされます。
タイミングを狙って売却
幸いスピンオフ発表から実施まで1年程度余裕がありましたので株価向上して利益が得られるタイミングまで待つことが出来ました。スピンオフは基本的に良材料として株価が上がるものなのでタイミングを図っての売却が可能かと思います。
気になる売却利益と今までもらった配当金額
15株程度しか保有していなかった為、金額としては少ないです。
取得額:$2052.15
売却利益:$70.15(課税後)
合計配当金:$105.4(課税後)
利益率:8.55%(年間利益4.28%)
年間利益は課税後4.28%とまぁまぁの結果でした。インデックス投資7%が最大として課税後利益5.04%と考えるとまぁまぁの投資結果でした。配当金での下支えによって半分以上の利益を賄っているのも良いですね。この配当金$105.4もすでに別の企業へ投資されていますので更にお金を稼いでくれていますから、実際の利益率よりも更に利益は出ていそうです。
まとめ
配当金投資は課税によってインデックス投資より不利ということに違いはありませんが、確定利益を定期的に決めてくれる為、売却時のタイミングを図りやすいというメリットもあります。基本は永久保有ですが、今回のようにスピンオフによる支障の方が大きいなどの理由で売却に迫られた場合は利回りを考える上で非常に強力な武器になるかと思います。
☆日々の継続こそが心身向上の糧☆