
資金繰りについて押さえるべきポイントを考えました。
結論
資金繰りをうまくするには以下のポイントを押さえる。
・収入の内訳把握
・支出の把握(固定費、変動費)
・毎月の貯金、貯蓄額の把握
そもそも資金繰りとは
デジタル大辞泉には以下のように記載されています。
しきん‐ぐり【資金繰り】
ほかの辞書にもおおむね同じことが書かれています。
単純に資金のやりくりの事ですね。
貯金や投資でもなんでも始めるには、まずは己を知る事からです。
先日、Twitterで以下のような事をつぶやきました。
自分の支出を把握するには家計簿を付けるのが一番。
まずはきっちり作らず、ある程度漏れがあっても継続。
用途不明な支出があれば要注意。
実際には必要ないものかも。固定費が高すぎる場合は見直しの検討。
家計簿のおかげで固定費見直しや不要な物を買わなくなってより資金を貯められました。
— あとるむ@心身向上投資家 (@Atolm_D) July 3, 2019
今の支出把握と固定費の節約が出来ればいよいよ貯金段階。
必要な生活防衛資金は個人次第。
直近の生活に不安がない金額を持つと心が楽。
私は6カ月分。投資に回す資金と生活防衛資金や生活費は同じ口座にしない。
投資より生活防衛資金を優先しないと有事の際に投資口座から資金を使うことに!
— あとるむ@心身向上投資家 (@Atolm_D) July 5, 2019
収入>支出にすれば自然とお金は貯まっていくんです。簡単ですね。
資金繰りの押さえるべきポイント
資金繰りのポイントを細かくかみ砕いていきますが、要約するならば自分の収入と支出の内訳と毎月いくらを貯金、貯蓄するか知っておき、愚直に実行するだけです。
収入の把握
毎月の労働対価でいくら収入があるかを知っておきます。
自営業や副業している方は経費や税金を引いた額が純粋な手取りですのでしっかり確認しておきましょう。
サラリーマンであれば給与明細を見る事で額面と手取りが把握できますし、
どんな控除があるかも確認できます。
今の生活が残業ありきの支出になっている場合がありますので残業代と基本支給額は押さえておきたいです。
支出の把握
固定費(家賃、保険、水道光熱費、通信費、ローン返済など)と変動費(食費、交際費、交通費、旅行代、衣服代、医療費など)で分けて支出を把握しておきます。
水道光熱費など月によって多少変動する固定費は1年平均したものを用いるなどして固定化してしまうのもいいでしょう。
用途不明な支出がある場合、無駄遣いの可能性が高いです。
少しずつでもいいので家計簿をつけていくようにしましょう。
貯金、貯蓄額の把握
収入と支出の把握が出来れば、あとは毎月の貯金、貯蓄額を設定しておきます。
そして、給料日当日に専用口座へ資金投入していくだけです。
収入、支出の見直しと改善
最後に、現在の収入の支出では到底、目標貯金額(生活防衛資金)と目標貯蓄額(投資)を満たすのに時間がいくらあっても足りない!という事が出てきます。
定期的に収入と支出を見直しながら改善できるところは改善していく必要があります。
収入アップであれば転職、副業によって更に資金を集める事が出来ます。
ただ、収入アップはなかなかすぐにはできない為、あまりお勧めしません。
支出ダウンであれば固定費や変動費を節約すればその分給料を得たのと同じですので無駄遣いが多ければ多いほど支出ダウンによる効果は大きいです。
まとめ
収入>支出になるように資金繰りを調整するだけですので収支がしっかりした家計簿つけてしっかり現状を把握する事が第一歩だと思います。
収支がプラスであればその分投資が可能ですのでしっかり向き合う事が重要なのだと思います。