【わかりやすい企業分析】NTT(9432)
保有している企業分析をわかりやすく解説してます。
過去にNTTドコモは記事にしてましたがNTTに

どんな会社?
NTT(9432)は、日本を代表する通信会社。もともと国営企業としてスタートし、その後民営化。現在では国内通信市場で圧倒的なシェアを誇り、固定電話、携帯電話、インターネット回線、データセンター、クラウドサービスなど幅広い事業を展開していますね。
グループ会社も多数抱えており、特にNTTドコモ(携帯事業)、NTT東日本・西日本(固定通信)、NTTデータ(システム開発・ITサービス)は有名ですね。通信インフラを支える「縁の下の力持ち」として、日本社会に欠かせない存在といえますね。
最近では海外事業の拡大にも積極的で、グローバルに成長を模索している感じです。安定感のある国内基盤を持ちながら、新しい分野への挑戦も進めている企業なので将来性もありますね。
そういえば最近『日本電信電話』から『NTT』に社名変更したのも話題になりましたね。知られたブランドを社名にしてわかりやすくなったと思います。
業績と株価の流れ
NTTは通信需要が景気に左右されにくいため、業績が比較的安定しています。近年はスマートフォン利用の拡大、データ通信量の増加に支えられ、安定した売上と利益を確保しています。
売上高は12兆円を超える規模で、日本企業の中でもトップクラス。営業利益率は10%前後と堅実。株価は長期的に見ると右肩上がりの傾向を示しており、特に2023年の株式分割(25分割)は話題になりましたね。分割により株価が数百円台となり、個人投資家にとって購入しやすくなった点もポイントが高いです。
業績グラフ(マネックスから参照)
株価の動きは急激な上昇は少ないものの、長期的には安定して資産形成を支える銘柄ですね。
株価チャート(マネックスHPから参照)
配当は魅力的?
NTTの配当は、安定感と将来性の両方を兼ね備えています。利回りはおおよそ2〜3%程度と、高配当株ほどではありませんが、日本株の中では堅実な水準。さらに増配傾向が続いており、株主還元姿勢が強い点は投資家にとって安心材料ですね。
通信という安定事業に加え、株主重視の姿勢を打ち出しているため、配当目的の投資先としても魅力的です。
配当グラフ(マネックスHPから参照)
成長のカギ
今後の成長を支える柱は大きく4つ。
5G・次世代通信:高速・低遅延の5G通信が普及することで、新しいサービスや産業が生まれる可能性があり。NTTはドコモを通じて5Gインフラを整備しており、今後の需要拡大に期待。
デジタル化の波:クラウド、データセンター、AIといった分野の需要が世界的に拡大中。NTTデータを中心にITサービス事業を展開しており、グローバルでの成長余地が大きい分野。
海外展開:国内市場は人口減少により大きな成長が難しいため、NTTは海外事業に注力。特に北米・欧州でのITサービスやデータセンター事業は今後成長を見込める。
研究開発力:IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想など、次世代通信インフラを見据えた技術開発も推進中。将来的には世界的な通信インフラの標準を握る可能性もあり。
基盤の通信技術で将来性を生み出しつつ直近利益源はグローバルやデータセンターなどの需要に着目してますね。
注意したいリスク
もちろん課題もあります。
国内市場の成熟:日本国内の携帯契約数はすでに頭打ちで、大幅な成長は見込みにくい状況。
政府の料金政策:通信料金の値下げ圧力は定期的に起こります。特に政府が更に携帯料金引き下げを求めると、収益性に影響が出るリスクがあり。
海外事業の競争:海外ITサービス市場は競争が激しく、現地企業との競合に勝ち抜けるかが課題。
金利上昇リスク:NTTは巨額の設備投資を行う企業のため、金利上昇局面では資金調達コストが上がる点に注意。
これからの注目ポイント
今後は戦略や配当方針から以下の点に注目したいですね。
5Gの普及スピードと関連サービスの展開
IOWN構想の進展と実用化
海外ITサービス事業の成長(特に米国市場)
配当の増配余地と株主還元策の拡大
株価分割による個人投資家層の拡大効果
上記の進展によって、NTTが単なる通信会社にとどまらず「グローバルIT企業」へと進化できるかが大きな焦点となり得ますね。
まとめ
NTT(9432)は、日本を代表する通信インフラ企業であり、安定した業績と堅実な株主還元姿勢を持つ優良銘柄。株価の急騰は少ないものの、長期的な資産形成や安定した配当収入を狙う投資家には適した投資先といえますね。
一方で、国内市場の成熟や政策リスクといった課題もあるため、海外事業や新技術への注目が欠かせません。
安定性と成長性をバランスよく兼ね備えた銘柄として、長期投資のポートフォリオに組み込む価値は十分にあると考えます。僕も1万株程度保有しているため今後もガクッと下がったところで更に買い増ししていきたい銘柄と言えます。
☆日々の継続こそが心身向上の糧☆

