毎年恒例?の配当利回り確認です。現在の状況を把握しておくことで目標値に対して更にリスクを取る必要があるのか、そうでなくても良いのかがわかる為、今後の投資対象の判断にも活用できる代物です。
目標利回りに関して
さて、最初は目標値のおさらいです。セイミリタイアした暁にはもろもろ税金控除利用して税金は最小限に収まりますが、現状はあくまで源泉徴収後の利回りを自分で割り出しておいて指標とすることが重要です。
ということで以下に年利目標値を記載します。
目標利回り:源泉徴収後年利3.5%以上
この年利目標は源泉徴収前だと4.3~4.8%程度です(日本株や米国株の場合も含む)。インデックス投資によって得られる平均利回りが7%ということを考慮しつつ、インフレ率2%を織り込んだ場合、源泉徴収前には2%<目標利回り≦7%に収まっていればひとまずOKと判断しています。
ただし、5~6%の配当利回りはかなりのリスクを含んでいる投資先ということもあり、全てそれで賄うことをしてはいけません。時勢によって一瞬で無配当に転落する可能性もあるからです。
ということで増配銘柄と高配当銘柄を織り交ぜると源泉徴収前4.3~4.8%程度が自分にとってしっくりくる利回りだったというわけです。
2021年2月時点の年利確認
計算条件として現在の105.2円/ドルで計算しています。というわけでさっそく計算した結果を載せます。

これらを基に利回り計算すると源泉徴収後利回り3.88%という結果となりました。ちなみに合計配当金は315,764円となります。
目標とする3.5%を上回っておりいい結果かと思います。ただし、NISA口座の尽力もあって為せる利回りですのでしっかり増配銘柄を拾いつつ利回りを維持しないといけませんね。
前回の集計では3.59%と前回よりも増えています。増配した影響もありますが、低利回りの小型株を売却したことも大きかったです。前回は576万円の金融資産でしたが、今回はおよそ815万円程度の金融資産での計算になります。
この結果を見る限り増配銘柄にもう少し資金投入しても良さそうですね。2021年は高配当銘柄にも少しずつ資金投入する一方で連続増配、安定企業に大きく投資をしたいと考えています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
単純に利回りを追い求めるものではありませんが、現実味のある利回り目標を指標として投資することは後々の投資先選定においても判断の目安になっていいかと思います。
少なくとも毎年1回はリバランスと共に利回り計算をして自分の立ち位置を理解しておきたいですね。
☆日々の継続こそが心身向上の糧☆