これまで僕は、基本的に長期保有前提の配当投資を軸に資産形成を進めてきました。

高配当株を長く持ち、配当金を積み上げながら資産を増やしていくスタイルです。

一方で、2026年5月は少し新しいことにも挑戦しています。

それがスイングトレードです。

今回、初めて本格的にスイングトレードを実施し、3日ほど保有していたSHIFT(3697)を200株売却。
結果として、+3,600円(税引前)の実現益となりました。

もちろん、資産形成全体から見ると大きな金額ではありません。

ただ、育休中で比較的相場を見やすい環境にあること、そして50万円程度の限られた資金でも回転できることを考えると、コツコツ積み上げるという意味では悪くない感触がありました。

今回は、実際にやってみて感じたことや、スイングトレードで意識しているポイントについて整理してみます。

SHIFT(3697)を3日保有して+3,600円

今回売買したのはSHIFT(3697)。

ソフトウェアテストやDX支援で成長している銘柄で、値動きも比較的大きく、スイング向きだと感じていました。

実際の結果は以下です。

  • 保有期間:約3日
  • 株数:200株
  • 実現損益:+3,600円(税引前)

単純に金額だけ見ると少ないと感じる人もいるかもしれません。

ただ、今回の目的は一撃で大きく稼ぐことではありません

むしろ、

  • 小さく利益を積み上げる
  • 大きく負けない
  • ルール通りに売買する

という部分を重視しています。

特にスイングトレードは、短期間で何度も売買できるため、1回の利益額よりも再現性の方が重要だと感じています。

なぜ今スイングトレードを始めたのか

理由は主に3つあります。

相場を見る時間を取りやすい

現在は育休中ということもあり、比較的相場を確認しやすい環境です。

長期投資だけだと、どうしても買ったら放置になりがちですが、今は短期売買の経験を積むタイミングとして悪くないと考えました。

少額でも回転できる

今回スイング用として考えている資金は約50万円。

正直、この規模だと配当金だけで大きなキャッシュフローを作るのは難しいです。

一方でスイングなら、数千円利益や数%の値幅でも積み上げが可能です。

もちろん損失リスクもありますが、資金を限定して実施すれば、経験値を積みながら学習できます。

値動きに慣れたかった

配当投資をしていると、含み損耐性や長期視点、業績重視は鍛えられます。

僕自身、長期の配当投資を続ける中で、相場下落時のメンタル管理はかなり重要だと感じています。含み損との向き合い方については、以下の記事でも整理しています。

配当投資の含み損は怖くない|売る・持つ・ナンピンの正しい判断基準配当投資で含み損になったとき、売るべきか持ち続けるべきか迷う人は多いです。本記事では、含み損が発生する理由を整理したうえで、持つ・売る・ナンピンの正しい判断基準を具体的に解説します。配当の持続性や企業価値を軸にした見極め方、実体験に基づく判断ポイントも紹介。含み損に振り回されず、長期で資産を増やすための実践的な戦略がわかります。...

ただ、短期の需給やチャートの動きは別物です。

実際、スイングを始めると、

  • 地合い
  • 出来高
  • 短期資金の流れ
  • 板の強弱

など、今までとは違う視点で相場を見るようになります。

これは長期投資にも活きる経験だと感じています。

スイングトレードで感じた難しさ

実際にやってみると、想像以上に欲との戦いです。

利益確定が難しい

+2,000円くらい出ると、まだ伸びるかもしれないと思ってしまいます。

逆に少し下がると、戻るかもしれないと損切りが遅れます。

つまり、スイングは技術だけでなく、メンタル管理がかなり重要です。

長期投資とは真逆の思考も必要

配当投資では、

  • 下がったら買い増し
  • 長期保有
  • 配当を待つ

という発想が基本です。

しかしスイングでは、

  • 上がらないなら切る
  • シナリオ崩れなら撤退
  • 資金効率重視

という考え方になります。

ここはかなり感覚が違いました。

現時点で意識しているスイングのコツ

まだ初心者段階ですが、現時点で重要だと感じているポイントを整理します。

① 利益目標を欲張りすぎない

50万円規模であれば、まずは1回数千円、月数万円くらいでも十分だと思っています。

無理に大きく狙うと、結局含み損を抱えやすくなります。

② 損切りラインを先に決める

これはかなり重要だと感じました。

エントリー前に、

  • どこで入るか
  • どこで切るか
  • どこで利確するか

を決めておかないと、感情トレードになりやすいです。まだまだこのあたりは決めていないのでルールを設ける必要があると思いました。

③ 資金を限定する

個人的にはこれが最重要です。

長期投資用の資金まで触り始めると、投資方針そのものがブレます。

そのため、長期配当投資とスイング資金は完全に分けています。

今回も初期費用は50万円までと決めているため、精神的にも比較的落ち着いて売買できています。

④ 勝率より大負け回避

スイングを見ていると、毎回勝つのはかなり難しいです。

ただ、小さく負ける、小さく勝つ、大負けしないを徹底すると、資金は残りやすいと感じます。

特に初心者ほど、取り返そうとして大きく崩れやすい印象があります。

そもそも僕の資産形成の軸は、今も配当投資です。長期でキャッシュフローを作る考え方については、以下の記事でもまとめています。

配当金生活で月10万円は可能?必要資金とポートフォリオを実例で解説配当生活はいくら必要?月5万・10万・20万円の配当を得るための必要資産を利回り別に解説。僕の年間120万円の実績とともに、現実的な投資戦略とポートフォリオの作り方を紹介します。...

配当投資とスイングは両立できるのか

個人的には、十分両立可能だと感じています。

ただし役割は完全に別です。

配当投資

  • 資産形成の土台
  • 長期で増やす
  • メンタル安定

スイング

  • キャッシュ創出
  • 相場経験値
  • 短期収益

というイメージです。

実際、長期投資だけだと相場を点で見ることが多いですが、スイングを始めると流れを見るようになります。

これはかなり勉強になりますね。

まとめ

今回、初めて本格的にスイングトレードを実施し、SHIFT(3697)で+3,600円(税引前)の利益を確定しました。

金額だけ見ると決して大きくはありません。

ただ、

  • 小資金で実践できる
  • 相場経験値が増える
  • 短期の値動きに慣れられる

という意味では、かなり学びが多いと感じています。

もちろん、スイングは簡単ではありません。

欲や恐怖との戦いでもあります。

だからこそ今後も、

  • 資金を限定する
  • 損切りを徹底する
  • コツコツ積み上げる

を意識しながら、長期配当投資を軸に補助的に活用していく予定です。