投資は色々とありますが、中でも持ち株をいつ売るのかを考察しました。
私も長期投資家同様、基本はよっぽどのことが無い限りホールドします。
目次
結論
以下の2点です。
・保有銘柄のフリーCFが赤字になった時。
ただし、未来のある投資などでフリーCFが減少する際はホールド。
・保有銘柄の業績悪化に伴う減配発表後に即刻損切り。
また増配するかもしれませんが、一度減配されると次もあると示唆されるようなものです。
株の売り時について
企業業績悪化と減配
企業の業績悪化要因は次の2つに絞られます。
①地政学的要因が重なって起こる
②経営自体うまくいっていない
①については経営に何の問題もない為、様子見しつつホールドします。
②はあまりに露骨に経営がうまくいっていないような株は即刻売ります(粉飾決算とか言語道断です。。。まぁ過去に大企業でもあったので油断なりません)。
信用信頼が会社経営に不可欠なのに自ら火中の栗を拾うなどもってのほかです。
次に減配ですが、一度でも減配されるとイメージが悪くなります。
次もあり得る事を示唆され、会社が軌道に乗っている時期はどんどん増配するかもしれませんが、少しでも悪くなるとすぐに減配する会社と思われます。
これも同じく信用信頼に関わる部分ですので減配したら即刻切り捨てます。その会社にこだわらなくともほかに良い企業はいくらでもあります。
我々投資家はあくまで会社を選ぶ立場にあって株主を大事にしない会社に投資しても見返りがなくて意味がないからです。
冷たいと思われるかもしれませんがビジネスというものは感情論はあまり意味を成しません。
家族の突発的なケガや病気、事故
保険に入っていない場合はある程度余裕を持っていても足りなくなることがあるでしょう。その時は惜しまず保有銘柄をいくつか売ってしまいます。
ただ、これらは保険という不幸の宝くじを購入していれば全く心配いりません。
そのほかにまとまったお金を別の口座に入れておくなどして突発的に資金が必要になった時に備えるのもいいかもしれません。
あり得る事を先読みして保有銘柄を売らないようにすることが防衛策として最も効果的です。
まとめ
株に全資金をつぎ込んだり、保険だけに頼ったり貯金だけに頼ったりと1つの事だけに頼らずにあり得る事を想定し分散して対策する事が重要です。
分散した後は実際に保有銘柄の会社がどういった経営をしているかに注力するだけですので案外売り時は少ないかと思います。
地政学的要因に対する一時的な業績悪化は、今まで乗り越えてきた歴史があればどういった対策を講じて会社を守ってきたか調べることで保有するに値するか見えてくるかと思います。
偉そうなことをつらつら書きましたが、保有する企業を隅々まで知るよう勉強あるのみです。
☆日々の継続こそが心身向上の糧☆