人生観

人生の目的について考えると結果的に質素倹約に努める事が出来る

個人個人で快適に生活する為に必要なお金は違います。社会人になってからというもの、酒や食事、モノなど様々な事に浪費してきました。そしてふとモノを買っても幸せになれないということを理解した為、人生で本当に必要なものが何なのか考えました。

些細なことですがこの人生で本当に必要なものを考えておくと人生の目的が何なのかはっきりする為、ブレずに人生が歩めるかと思います。

目次

結論

前提は苦の無い暮らしが出来るレベルであることです。

そこから導き出される人生の目的は心身を向上させていく事です。

苦の無い暮らしというのがポイント。本当に満足出来る暮らしはどのレベルなのか、お金がいくらあっても真に理解していないとどんなに稼いでも、使っても足りずにどれだけでも渇望してしまいます。

モノやサービスで満足感、幸福感が続くのか

学生の頃や稼ぐようになって少し経つと様々なモノを購入出来る為それが非常に楽しくて仕方がない時がありますよね。ただ、思い返してみてください。物を買ったりサービスを受けたりしたその時、その瞬間は満足感を得られるでしょうが、長続きせず、もっと刺激を求めてしまうことに気づかないでしょうか?

人の欲求というのは際限がなく脳が一度感じた幸福感や満足感より強い刺激を求めていきます。

この事に早期に気づけるかどうかでその後の人生が満足いくものになるかが別れてきます。

一度人生の目的、目標について考えてみる

人生の最期を思い描いて目的、目標を立てると自分に本当に必要なものが何かが見えてきます。生活に必須なもの以外だと本当に必要なものとはモノやサービスなのかと言われるとそうでは無いと思います。

茶道の言葉に『和敬清寂』というものがあります。和は仲良くする、敬は他人を尊敬、尊重する、清は身の回りや自分の心を清らかにする、寂はモノなどのしがらみに執着せずに捨て去った方が気軽に生きられるというもの。

自分の考え方一つで幸福にも不幸にもなることから和敬清寂を目的とするのも一考かもしれません。ニュアンスとしては人から認められたい、良い人で有りたいと人の目を気にしすぎて媚びへつらうのではなく、人生の最期をイメージして理想の自分になる過程を現在の自分で作り上げていくことがポイントです。

モノやサービスに執着しないということ

自制しなければ使い続ける、買い続ける事が可能ですし、その後ずっと幸福感が得られる状態かといえばそうではありません。また欲求が出てきて買ってしまう、使ってしまうという繰り返しです。

現在の生活が快適であればそれを維持、あるいは一段階下げる、あまり良くないなら改善すべきではあります。

しかし、日本にいて生活が快適が無いというのはほとんど無いといっても良いです。

少なくとも、電気、ガス、水道等のライフラインがあり、3食栄養バランスの取れる状況であればこれ以上望む事があるでしょうか。

介護や子育てによってバランスが崩れる事もありますがこれを書き始めると論点が変わっていきそうですので今回は割愛します。

ほかに望むことがあるとすれば時間と健康です。

時間については現時点が自分にとって一番若い時ですから過ぎ去ってしまうと二度と手に入らない儚いものです。

健康についても自分が望むと望まざると時間の経過によって少しずつどこかにガタが来るものです。

長く維持するならば少なくとも心身を鍛えていき、継続していく必要があります。

時間については便利な物や道具が次から次へ開発されており、企業はこぞって購入させようとしてきます。

もちろん、便利な物を買って時間が削減できた分を勉強や運動など心身を鍛える為に使うのであれば購入しても問題ないと思っています。

満足感、時間、健康それら3つを考慮すると知識を継続して得る事が重要だと分かってきます。

知識の吸収は心身共に豊かにする手助けとなり、現状から更に満足する人生を歩めるヒントを与えてくれます。

昔の人の教えは様々な人間的な気付きを与えてくれます。

人生の目的を明確にした後は

継続と習慣化

いきなり生き方を変える事は不可能ですのであくまで少しずつ変化させていき、継続する事が重要だと思います。私自身いきなり変わる事が出来ませんでした。

一気に変えてもストレスを感じない人は良いですが私はそうではありません。

少しずつ変えていき、それを継続する事でいつの間にか知識が増えていく事に喜びを感じる人間です。

継続出来なければやらないのと同じです。多少ハードルを下げてでも継続していく事に価値があります。

人それぞれ感じ方は異なる為、色々な方法を試してみて自分に合った変え方をするのが最良です。

必要最小限の資金での生活

まず第一に健康的に生活出来るレベルが必要最小限です。

その必要最小限は人によって限度が違う為、少しずつ慣れていく手もあります。

私の場合は衣服やお菓子、小物類で部屋を飾る事やお酒、タバコなどにはお金を使いませんが、知識の吸収や運動、健康の為にはお金を使います。

自分の許容範囲を知ってどうありたいか考えるのが重要ですね。

ストレスを感じてしまったら健康に害が出る為、無理してやめる必要はありません。お酒も心の底から飲む必要が無いと思ったからこそ飲んでいないだけです。

まとめ

以下がポイントになります。

・人はモノやサービスでは真に満足できない

・ある程度(ライフラインや衣食住に困らない程度)の暮らしが出来ているのであればそれ以上の物やサービスを買っても心の底から満たされない

・和敬清寂を考えてみる

・劣化する時間や健康を得るには知識を吸収し続ける

上記から私の人生の目的を推察すると

人生最大の目的は自身の人格を鍛えて心身を向上させていく事

というのが私の人生の目的になります。

更にいうと心身向上させていった、いく途中の思いや経験を知識として他人に与える事が最も重要です。

70億人の人類繁栄によって頑張って子孫繁栄する必要はなくなりました。

極論を言うと次の世代へ少しでも生きるのが楽になるよう自分の知識を次の世代に伝えることが今の人間にとっての幸福なのかもしれません。

☆日々の継続こそが心身向上の糧☆

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