投資信託

楽天・全米株式インデックス・ファンド(通称 楽天VTI)の内容と積立理由

楽天銀行のハッピープログラム条件が改変されたときに煩雑だった投資信託を見直して絞っていました。今回は楽天VTIについて記事にしました。

投資信託をどれに絞ったのかは以下を参照してもらえればと思います。

www.atolmfree.com

結論

楽天VTIはETFのVTIに投資するインデックス型の投資信託です。

全米の大型~小型株全体に投資出来、低手数料で運用が可能。

本家VTIと違い、円のまま手軽に米国全体へ分散投資出来る為、積立てに至りました。

投資信託への積立理由

そもそも個別株ばかり購入している私がなぜに投資信託を積立てているのかですが、インデックス投資には以下のメリットがある為です。

・インデックスのパフォーマンスはほとんどのプロ投資家を上回る

・ある地域の市場全体に分散投資が可能

・積立てる事で機会損失や損得勘定で動かなくても機械的に資産運用できる

19年1月から米国個別株を購入していますが、運用成績としては同じ時期に始めたWealthNaviに劣ります。

人気のないタバコなどに投資していた為、当たり前といえば当たり前ですね。

そのため、インデックス運用1本に絞った方が良いといわれる所以はここにあります。

インデックス投資のデメリットとしては以下になります。

・ 淡々と積み上げるだけで退屈

ただ、私の場合は配当金狙いの個別株投資を中核に据えている為、上記のデメリットは感じません。

楽天VTIの内容

楽天VTIがどういう商品か見ていきましょう。

運用方針

楽天証券には以下のように運用方針が記載されています。

「楽天・全米株式インデックス・マザーファンド」を通じ、主として「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」に投資する。CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指す。原則、為替ヘッジは行わない。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETFに投資する投資信託です。

為替ヘッジ無しですので為替変動リスクを受け、円高になれば損失が出やすくなり、円安になれば利益が出やすくなります。

日本経済はほとんど成長していない事から米国経済がこのまま伸びていけば為替もおのずと円安になるんじゃないかと考えています。

個人的な感想ですので為替についてはもっといろんな要素が絡み合って成り立っているものですので一概には言えないのが歯がゆいところです。

S&P500の組み入れだけでなく、小型株も3000銘柄近く組み入れられている事で運用成績が良くなる傾向です。

全米へ分散できる商品なのでS&P500だけの商品よりも分散効果が高いと踏んで積立てするに至りました。

手数料関連

信託報酬は以下の通り非常にリーズナブルです。

信託報酬:0.1596%

ここで注意点ですが、投資信託には信託報酬と実質コストが乖離している場合があります。

理由はほんとか嘘かわかりませんが、ファンド設立が浅い場合は諸々の諸経費が乗っかって実質コストが高くなるそうです。

楽天VTIの実質コストでいうと設立1周年の2018年9月時点では0.311%で設立当初の信託報酬は0.1696%なので2倍程度乖離しています。

手数料0.311%だとしても運用利回り含めると十分手ごろな手数料です。

運用利回り

純資産が着実に右肩上がりで着実に増えています。

配当金再分配によって直近の騰落率からしても10%越えで非常に優秀です。

本家購入した方が良いんじゃないかと思いますが、私にとっては機械的に為替を考えずに手軽に積立出来る事が重要な事でした。

まとめ

楽天VTIは3600銘柄の全米の大型~小型株へ投資出来るインデックス連動商品で、

実質コストも2019年7月時点で0.311%と申し分なし。

ドル転させる手間が必要ありませんが、為替ヘッジが無い為、出口戦略を考える必要があります。

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