1年に1度定期的に見直しをするのは良くて市場トレンドに乗るチャンスです。2020年の投資信託成績を加味して中身を精査しました。
目次
見直しのきっかけ
米国市場は引き続き拡大していくものと思われますが、ドルが安く円が高い円高にトレンドが変わってきました。債券についても低金利化した米国よりも新興国の利回りの良い債券にお金が流れつつあります。
また、過去の世界市場においても10年程度米国市場が盛り上がった後、かならず10年程度新興国市場が盛り上がる事が何度も繰り返しあったことは事実です。
こういう時代の流れのちょうど転換期にいる可能性が高いことからも少額でもその恩恵を受けたいというのが見直しのキッカケです。
投資信託の成績振り返り
当然毎月積み立てしてますしインデックスファンドなので非常に成績が良いですね。ちゃんと積立し始めたのが2019年7月頃なので年間の平均成績はREIT:-0.13%、楽天VTI:+13.9%、全世界:12.7%と各々の特徴がしっかりでています。
引き続き3つは投資しつつも積立比率としては以下のとおりです。
・ニッセイJリートインデックスファンド:5,000円
・楽天VTI:10,000円
・eMAXIS Slim全世界株式(除く日本):5,000円
変更の結果
2021年の変更結果としては以下のようになります。変えたところは青字にしました。
・ニッセイJリートインデックスファンド:5,000円
・楽天VTI:10,000円
・eMAXIS Slim全世界株式(除く日本):15,000円
・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス:10,000円
全世界株式へは5,000円追加しました。新興国としての割合は少ないですが信託報酬も低下して利回りも改善したことで世界全体に投資しておきたかった為です。
もう一つは新たに新興国のインデックス投資も追加しました。MSCI エマージング・マーケット・インデックス指標に則ったものです。この指標はモルガン・スタンレーが算出しているもので、構成国は中国、インド、マレーシア、エジプトやブラジルなど主要な新興国26カ国で出来ています。企業も大型、中型とそれなりのものなので比較的安心感はありますね。
今後数年は確実に新興国市場へ資金が流れていくことからも市場拡大が見込める為、インデックス投資することに決めました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
歴史を振り返りつつ直近の資金移動も見越して投資信託の積立先を変更しました。うまく時代の流れに乗ることができれば良いですが、こればかりはどうなるかはわかりません。少額から積立することで資金的にも時間的にも分散して投資、なおかつインデックスという幅広い投資先に投資することでリスクを小さくしようというのが今回のまとめです。
新興国個別銘柄へはまだまだわからないことだらけなのでもう少し勉強してからになると思います。それでも個別よりもETFを選んで投資すると思いますが。
おまけ
2020年7月時点でもJ-REIT以外は十分成績を残せていることも確認済みです。少し新型コロナウイルスの影響があったとはいえ3ヶ月程度でここまで回復するのはすごいですね。
☆日々の継続こそが心身向上の糧☆