2019年1月から楽天銀行ハッピープログラムの恩恵を最大限受けられるように20程度の投資信託に100円積立をしていました。しかし、投資信託の中身をしっかり勉強したりハッピープログラムの改定の際に3つの投資信託に絞っています。
それぞれの思惑は以下の記事で触れていますので割愛しますがどれも低コストで十分分散しており市場平均価格に則ったインデックス投資信託になります。
それではさっそく1年間の積立結果がどうなったか見ていきましょう。
1年間の運用実績
まずは毎月どこへいくら投資していたかになります。
・ニッセイJリートインデックスファンド:5,000円
・楽天VTI:10,000円
・eMAXIS Slim全世界株式(除く日本):5,000円
※楽天VTIとeMAXISへはどちらかに500円の楽天ポイントで購入もしています。
楽天証券で取引しているため、保有商品一覧で確認してみます。

運用実績はトータル+1.2%!全然増えてない、ように見えます。足を引っ張っているのはJリートですね。新型コロナウイルスの影響で価格が下落したあとなかなか元に戻らず横ばいとなっています。
各投資信託の利回りも記録しておきます。
・ニッセイJリートインデックスファンド:-11.07%
・楽天VTI:+5.42%
・eMAXIS Slim全世界株式(除く日本):+4.93%
Jリートに関してはインデックスとはいえ一番高い時期に積立していたことが要因となって他の投資信託の利回りを食ってしまっていますね。それでも利益が出ているのは米国のインデックスの強みとも言えます。
投資信託推移
次はマネーフォワードで資産推移を見てみます。各投資信託の推移はできませんが投資信託の括りで推移はわかります。

2月半ばごろから投資信託の基準額が大きく減り、3月末が下落のピークです。とはいうものの毎月積立しているおかげで最終的にはプラス益に落ち着いています。
各投資信託の基準額推移
ニッセイJリートインデックスファンド

3月の下落から立て直しつつあるものの回復しきらずにほぼ横ばいといったところ。オリンピックやその他イベントが軒並み中止になっていますから戻りにくいのはわからないでもないですが。
楽天VTI

VTIも3月に下落していますがパフォーマンスとしては5月末頃からプラスに転じました。際限のない金融政策によって助けられている面もありますがどこまで持つかが注目すべき点になります。
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)

全米株よりは戻りは弱いもののしっかりプラス益に転じています。未だに新型コロナウイルスの収束まで至っていませんが、世界規模で見てもインデックスであれば力強く経済は元通りになるのかもしれません。
最後に
インデックスへの投資の強みは各ファンドがこぞって市場平均を出し抜こうとしてアウトパフォームを目指す事で結果的に市場平均が底上げされてアクティブファンドやその他機関投資家や個人投資家が頑張れば頑張るほどインデックス投資が伸びていくことになります。
これにいち早く気づくことができるかがキャピタルゲインを効率よく、そしてリスクを最小限にして投資できる一歩かと思います。
Jリートにしろ日本株にしろ部分的に良い投資ではあるもののリスクを加味すると世界全域へ投資するほうが効率的ですし理にかなっています。
基本的に市場株価は行き過ぎはあるものの様々な良い悪い材料はすぐに株価へ織り込まれていますので一般人が市場を出し抜くことは不可能です。出し抜けるとしたらそれは運以外の何物でもないため、数十年投資するならばインデックスに投資する他選択肢はありません。
☆日々の継続こそが心身向上の糧☆