人は何かと飽きっぽい性格です。ことさら十数年後のセミリタイア目標においてはモチベーションが維持、向上は非常に難しい案件です。
達成度を資産毎に区切って何かしら承認欲求を満たしてあげなければダレること請け合いです。
ということで今回はセミリタイアまでの中間目標値を資産額と配当(キャッシュ・イン・フロー)額で決めて自分の立ち位置と次の目標が何か明らかにしていき、モチベーションを維持できるように心がけます。
人によって設定額は違いますので参考程度にしていただければと思います。
資産額の目標値
資産額は大まかに区切っていきます。株式などボラティリティが高い資産を持っていると変動が大きく細かすぎると1日毎に一喜一憂する要因にもなります。
ツイートでも簡単に書いてますが資産額はこんなイメージ。
私の中間目標目安
運用資産編
100万円:スタートライン
500万円:自制できてる
1000万円:投資が分かる
2000万円:老後は心配無し
3000万円:最低限セミリタイア可
6000万円:好きな仕事しながらセミリタイア可人によって基準は違うけど細かな中間目標を立てるのがモチベ維持に繋がりますよね。
— あとるむ@心身向上投資家 (@Atolm_D) September 5, 2020
数十万円:毎月の収支を確認して無駄なコスト削減を頑張ろう
・100万円:ここがスタートライン、少額から投資も検討していく。
・500万円:自制しながら資産増加方法がわかってくる。いろんな分野に少額投資して自分に合う投資にフォーカスして資産形成していく。入金額がものを言う為ガンガン資産へつぎ込む
・1000万円:桁が一つ上がり一区切り。コア資産が出来上がって自分の投資手法も固まってくるころ。世界情勢やトレンドを意識した投資が必要。
・2000万円:所謂老後問題の解決一区切り。
・3000万円:入金投資だとボラティリティに追いつけなくなる。信念を持った投資先を選ばないと資産が増えなくなってくる。最低限アルバイトしながらのセミリタイアが可能。
・6000万円:私のセミリタイア目標値。好きな仕事をしながらのセミリタイアが可能。
今の私は500万円区間なので直近は1000万円を目指しています。入金投資でなんとでもなる為、一番資産が増えている実感が持てる頃でしょうか。
配当額(キャッシュ・イン・フロー)
こっちは1年間の配当額で生活費に還元するとどういう効果が得られるかを書いています。私の場合や平均的な考えを書いてますので人によっては数字が異なります。
ツイートしてますが文字数制限あるので詳しく書けてませんが、税引き後の配当金イメージで安定しても利回り3.5%程度だと考え、対応する運用資産額も記載していきます。
中間目標その2
年間配当編1万円:アマプラ等
2.4万円:格安SIM通信費
6万円:自動車税や固定資産税等
12万円:保険類
24万円:光熱費
48万円:地方格安家賃
96万円:家賃光熱費
120万円:最低限の固定費
180万円:最低限生活出来る
216万円:目標リタイアしないなら120万円あれば十分かも。
— あとるむ@心身向上投資家 (@Atolm_D) September 5, 2020
途中から出てくるバイト代換算は1,000円/時で5時間くらい働く計算。
・1万円/年(28.5万円):833円/月、ネットフリックス代、アマゾンプライム代など少額定額料金が支払える。小学生のお小遣いレベル。
・2.4万円/年(68.5万円):2,000円/月、スマホ格安SIMの通信費、中学生のお小遣いレベル。
・6万円/年(170万円):5,000円/月、ガソリン代や年間の自動車税、固定資産税など、高校生のお小遣いレベル
・12万円/年(340万円):1万円/月、生命保険や自動車保険など
・24万円/年(680万円):2万円/月、一人暮らしの水道、ガス、電気代込み、週1のバイト代レベル
・48万円/年(1,370万円):4万円/月、地方格安賃貸の家賃、このレベルだと通信費、光熱費、ガソリン代、保険代はまとめて支払えるレベル、週2のバイト代レベル
・72万円/年(2,050万円):6万円/月、地方の家賃、週2、3回のバイト代レベル
・96万円/年(2,740万円):8万円/月、家賃と光熱費はまとめて支払える。週4のバイト代レベル
・120万円/年(3,429万円):10万円/月、家賃、光熱費、保険など固定費支払えるくらい。週5でバイトしないとダメなレベル。
・180万円/年(5,143万円):15万円/月、固定費、食費や衣服など最低限の変動費含めて贅沢出来ないけど生活できるレベル。1ヶ月フルでバイトするレベル。
・216万円/年(6,171万円):18万円/月、目標値、ゆとりのある生活ができる。バイトは時間増やさないとダメなレベル。
年間216万円を目標値としていますがセミリタイアであれば120万円/年で速攻嫌な仕事から解き放たれることは可能です。
まとめ
私の目標とする216万円/年のキャッシュ・イン・フローを達成するまでにかなりの時間を要します。信用取引やレバレッジを掛けた株式取引はせず、現物もうまく流行に乗れる柄じゃないのでこれは覆りません。
そうなると残り十数年かかることは明らかなのでモチベーションの維持には中間目標が必要となります。実際は再投資をするので手元に残りませんが、どういう支払いに当てられるかを見るともう少しだけ頑張ろうという気持ちになってきますね。
さらに、中間目標を考えるとしたい仕事が見つかっておよそ3,000万円を税引き後3.5%で120万円/年の配当金を得られる状況であればすぐさまセミリタイア可能です。
3,000万円は2027年に達成できる為、30代でのセミリタイアが可能な計算です。目標の6,000万円は更に10年を費やす必要があり、時間の重要性を考えると前者で降りてしまった方が無難かもしれませんね。
その時の気持ち次第ですが、何かの本で読んだ内容にこんな事が載っていました。
『安定になった瞬間に人は老いる』
人間安定を求めるように脳に刻まれていますがそれを求め始めたら老いてしまうというものです。安定を求めて必死に頑張っている時ほど若々しくいて安定したら身体も頑張る必要がなくて老いを感じるそう。
より充実した人生を送りたいが為にセミリタイアをするのであって、安定を求めているわけではない事は常に頭の片隅に入れておく必要があるかもしれません。
☆日々の継続こそが心身向上の糧☆