どっちが優れた投資方法かということを語ることはないですが、考え方の違いによって投資の仕方を変えるのは良いと思います。何が正しい投資方法かというものはなく、場合分けした方が良いですね。
目次
インデックス投資の狙い
まずはインデックス投資の狙いから確認してみましょう。インデックス投資には以下のような優れた面がありますね。
・市場への分散投資が可能
・平均で年利7%程度
・放ったらかし運用でOK
・資産拡大には非常に合理的
合理性の面から見るとかなり有効な投資方法です。しかし、この運用をするのは人間という感情を持った生き物が実践します。積立で輝く投資であるため、投資を楽しみたい人には退屈この上ないかもしれません。あとは確定損益を将来に繰越しながら運用するため、実際にお金が増えている実感を感じることが薄いです。
配当金投資の狙い
配当金投資の狙いは以下のようなものです。優れた面があるのにはインデックス投資と変わりません。
・キャッシュフロー拡大目線では非常に有効
・元本の取崩しなく確定利益を得ることができる
・損益通算によって課税は先送り可能(手数料は払う必要あり)
利回りはリスクを取りすぎると減配や無配などに巻き込まれやすい為、安定したところで運用すると3~4%程度の利回りが関の山です。インデックス投資に比べると半分程度なので合理的ではないところがデメリットです。
分散しすぎて管理が煩雑になりやすいのも配当金投資のデメリットです。更に配当金が確定利益として課税される事も資産拡大に対しては不利になります。
場合分けして投資方法を考える
将来の自分に何が必要かを考えて投資方法を選びましょう。20~30年後のリタイアを目指した運用で資産を拡大したいのか、10年後のセミリタイアの為にキャッシュフローを拡大させるのかで運用する方針が変わります。
私の場合はインデックスに毎月4万円積立しつつ、それ以上に配当金を目的とした投資を方針として掲げて運用しています。これはすぐに使わない数万円のお金には資産拡大を頑張ってもらい、残りの十数万円にはキャッシュフロー拡大に頑張ってもらいたいからです。
あくまで私の目標は数年後のセミリタイア。インデックス投資からすぐに配当金投資に移っても経験が無いままでは安心して配当銘柄に投資し続けることはできません。セミリタイア後は必ず配当金での生活を余儀なくされることもあり、労働のキャッシュフローがある内に配当金投資に慣れることで心身共に実践も兼ねています。
もちろんセミリタイアしてからも今よりは毎月の積立金額は少なくなりますが、インデックスへの積立投資は配当金からの支出で続けると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
インデックス投資も配当金投資もどちらも優れた投資方法です。ライフスタイルでお金の運用は変える必要があります。私の運用としては労働、配当金、家賃収入など様々なキャッシュフローを得ること、更には数万円からのインデックス積立投資で資産も少しずつ拡大していくという欲張りさんです。これは分散投資+投資方法も分散して実践と経験を増やしていきたいからですね。
☆日々の継続こそが心身向上の糧☆