あらゆる物に囲まれあらゆる情報に囲まれた現代社会ですが、疲れた顔をした人が多すぎるようです。
私も疲れた人の一人ですが目指すべき道がわかりつつあり、まさに実践している途中です。今回は人が4つの側面から幸福と感じる事を考察し私の経験を入れて紹介していきたいと思います。
目次
幸福とは？
まずは幸福とはどういうことかです。
大辞林 第三版には以下のように定義つけられています。
不自由や不満もなく、心が満ち足りている・こと（さま）。しあわせ。
逆に言うと何かしら不自由や不満があって心が何か足りない場合は幸福では無いということです。そのままですね。その不自由、不満、心のスキマがどうやって生まれるのか今回4つの側面から見ていきましょう。
経済面
日本限定ですが現代の日本においてある程度お金を持っていれば生活環境が整い、多種多様な電化製品によって生活レベルが向上します。
これが経済面による影響が大きい理由です。とりわけお金で解決できることがほとんどであれば経済的に独立していればある程度の不自由や不満は無いということになります。
私自身、今でこそ経済的独立を果たそうと節約や投資にハマっていますが、価値観が違うだけで一瞬の快楽の為に多大な浪費をしてしまうことが多々ありました。
必要最低限なものだけでも十分生きるために不自由は無いはずですが、付加価値のついた物やコレクター心をくすぐるような商品を買うことで快楽、満足感が得られます。
しかし、その快楽は長続きせずに新たに欲しい物が発生し続けます。死ぬまで永遠と物を買い続ける為にお金を求めるようになるようなものと気づいたことで最小限の物だけで生活するようになりました。
この考えはミニマリストと呼ばれるものですが、不自由や不満があるわけではない為、常に幸福を維持出来ているというわけです。
対人面
面と向かって話すことは無いにしろ一日にすれ違うだけで何十、何百人という人と相対します。人も動物なのでそもそも縄張り意識が高く、見知らぬ人やコミュニティ外の人が自分のプライベート周辺をうろつくだけでも気疲れを起こしていきます。
私自身、会社で働いているときや出張で移動中、顧客や仕入先と打合せなど１日に会う人はかなり多いです。毎日それだけの人と相対していることで帰宅後や休みの日は極力一人で居たいと思うようになりました。
会社に行くのはお金を貰う為なので経済的独立を達成すれば毎日多少は人と関わり合いたいと思うようになりますが、今の所自分の許容範囲を超えているため、体や心は不自由と思っているのかもしれません。
知識面
長く生きていくと分からない事が多いと何から手をつけたら良いかわからない、わからないからモヤモヤするといった事の連続になると思います。
ネットの普及によって解消されつつありますが、生涯学習をしていかないと今後の世の中についていくのは一苦労だと思います。
社会人になった途端勉強や読書をしなくなる人が多いのは嫌々やっていたこともありますが、娯楽が多くなり勉強や読書に割く時間が少なくなったことも要因です。
知識の吸収を娯楽と感じれば勉強や読書は全く苦になりません。RPGで言うところの経験値やスキルの向上です。人生はRPGと考えを改めたのでゲームに費やす時間はほとんどなくなりました。
心のスキマを埋める為の知識を得るためにも経済的独立を果たして仕事の時間を生涯学習に充てることで日々知識のアップデートをしていく必要がありそうです。
社会貢献面
人として生まれたからには何か生きる意味を見つけていきたいと考えます。仕事によって社会貢献出来ている事もあれば子育てによって種を増やすことも社会貢献と言えるかもしれません。
これも人の性ですがコミュニティに貢献したいという協力する姿勢は何万年前の先祖が生きるために必要なことだったのでなかなか取り去ることは出来ません。
消費や浪費だけでは人の役に立ちたい欲は抑えることは出来ません。投資といえども間接的に社会貢献していますが、もっと直接的に社会貢献をしたいと考えるはずです。
相手に何かを与える事が自分の満足に繋がるため、一番やりやすいのは知識を与えることだと言えます。その知識も学び続けなければ古い情報になりかねないので知識面も重要になっていきます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
経済面、対人面、知識面、社会貢献面という4つの側面から幸福について考えてみました。色々と複雑に絡み合って幸福と感じないようになりますが、個人的に一番の要因は経済面な気がします。
もちろん経済面だけなんとか出来ても退屈なだけですし虚しいだけなので対人関係も少しは必要かとも思います。価値観の合わない人と無理に過ごすよりは一人で居たほうがマシと思ってしまう私は卑屈になりつつあるので今後は直していきたいところです。
☆日々の継続こそが心身向上の糧☆
