投資全般

期待資産額で貯蓄度を測る

自分の今持っている資産は客観的に見てどの立ち位置にいるのかというのか誰しも気になるところです。自分の立ち位置がわかれば平均以上なのかそれ以下なのか判断することが出来、更に工夫が必要となるのかという指標が見えてきます。

今回はそんな期待資産額のお話です。

目次

お金を持っているかどうかはどう判断すべきか

お金持ちの定義としては純資産と期待資産額で見る方法があります。

純資産でお金持ちかどうか見る

純資産の方は単純に資産から負債を引いた分が純資産となり、以下の階層別金融資産保有額の図が有名です。

野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は127万世帯、純金融資産総額は299兆円と推計」(2018年12月18日)

期待資産額でお金持ちかどうか見る

もうひとつ『となりの億万長者』の中に期待資産額というものがあります。

純資産で階層別に見る方だと年収や歳は関係なしに区分されてしまいますが、期待資産額では年収と歳を単純な計算式に落とし込んで見る方法です。

期待資産額=税引前所得✕年齢÷10

ただ、期待資産額はかなり高めに設定されている為、ほとんどの人は期待資産額未満になるはずです。何らかの工夫をし続けている人がこれに達することができるみたいですね。

私の期待資産額から立ち位置を判断する

私の過去5年の平均年収はおよそ505万円です。そうすると現在30歳なので期待資産額としては1,515万円となります。

現在の資産額は以下の実績からもだいたい900万円くらいなので全然足りない計算ですね。

3年前くらいからの資産推移から判断してみる

同じように3年前くらいからさかのぼって計算してみます。

488万円 29歳:期待資産額=1,415万円・・・実績:750万円

465万円 28歳:期待資産額=1,302万円・・・実績:400万円

442万円 27歳:期待資産額=1,193万円・・・実績:382万円

期待資産額はだいたい100万円ほど上がってますが実績は直近2年くらいで200万円ずつくらい増えていますね。このペースでいくと6年ほどすれば期待資産額に到達するみたいです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

私の年収と歳を例に期待資産額を算出しましたが、指標としては期待資産額の2倍ないと蓄財優等生ではないらしいです。かなり厳しめの指標ですが、お金持ちかどうか判断するにはこれくらい厳しくないとだめなんでしょうね。

ちなみに蓄財劣等生は期待資産額の半分だそうでちょうど2年前の私がその立ち位置にいました。現在は少しだけ上回っている為改善出来ていると言えそうですね。

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