外国株を購入するにはどこかのタイミングで資金を円からドルへ転換する必要があります。
ある程度ルール化していますが、私は平時と有事によって多少変えています。
目次
結論
購入は住信SBIネット銀行の外貨預金積立を利用。
更に、以下の2通りでドル転時期を見極めています。
平時:定期積立(2万円/毎週月、水)により機械的に購入。
有事:株価の大幅下落時など、恰好の購入タイミングの際はまとめてドル転 。
機関に対するドル転タイミング
私はSBI証券で主に海外株を購入しています。
海外株の購入時に円貨決済と外貨決済を選べます。
円貨決済と外貨決済はその名の通り、円で決済するか外貨(ドルなど)で決済するかを選べます。
ただし、円貨決済を選ぶと購入時の手数料と為替レートに更に5%(韓国ウォンは10%)上乗せされます。
円貨決済では1ドル25銭の為替スプレッドがかかり、外貨決済ではどこで転換するかに依りますが、住信SBIネット銀行だと1ドル4銭とかなり低くなります。
ですので単純に円貨決済をするよりも外貨決済をする方がお得ですね。
私は住信SBIネット銀行口座がある為、ここで外貨預金しておき、必要になったら証券口座に入金しています。
期間に対するドル転タイミング
為替は地政学的要因によって毎日変動しています。
狙った相場で購入し続ける事は不可能ですし、仮に狙えたとしても適切な時期に株を購入する事が出来なければ機会損失の方が大きいです。
毎日為替相場を張り込みたくない為、私は毎週月曜日と水曜日に2万円ずつドルへ転換して外貨預金しています。
ドルコスト平均ではないが、ある程度まとまった額を毎週用意可能ですし、
定期的に機械的に転換すればストレス感じません。
為替レートに対するドル転タイミング
ズバリここという為替相場での購入は不可です。
私の場合はある程度の閾値以下の為替相場であれば購入するようにしています。
現在だと1ドル109円以内なら購入としています。
3か月くらい前だと円安が大きかったので111円以内としていましたが、現状、円高になってきており、一時期106円も目前というところでした。
状況によって閾値を変動させる為、購入しないという選択肢にはならないですが、
定期的に見直せるため、今の円の価値がどれくらいなのかを把握する事が出来ます。
株価に対するドル転タイミング
最後に個人的には最も重要なタイミングを紹介しようと思います。
為替関係なく株価は変動します。しかも地政学的要因や投資する企業の動向によって一瞬で下がったり上がったりします。
業績悪化ではない株価の下落はタイムセールみたいなもので地政学的要因による下落やリーマンショック級の下落はバーゲンセールのようなものです。
この株価下落に合わせて購入したいものですが、ちょうど購入した後だとタイミングが合わずに苦い思いをするだけになります。
そういう時は下落幅と為替を天秤にかけて、まとまった金額(10万円単位)でドル転するか検討します。
まとめ
機械的に購入する事が最も重要ですが、株価の下落に合わせて購入していきたい事も考え、このような変なルールになっています。
ある程度まとまった資産を築けば機械的な方法に切り替える予定です。
しかし、今は少しでも多くの株を購入して資産を増やす時期ですので定期的に購入していく中でも下落時に購入できるような資金のやりくりをしていきます。