短期の為替変動はあまり意味がありませんが、2年ほど前からコツコツドル転してきた私にとっては非常に気になってしまうところです。
さっくり終わってしまう記事ですが私のドル転状況や損益状況がどうなっているか確認して今後のドル転資金をどうするか検討します。
目次
為替相場(為替レート)とは?
為替相場(為替レート)は、外国為替市場で異なる通貨が売買される際の交換比率になります。この交換比率は市場における需要と供給のバランスで決定します。
米国株を購入するためには海外旅行と同じく円からドルに交換する必要がある為、安くドルを購入できる時期にたくさん買えばその分たくさん米国株を取得できますね。
平均取得レートの計算方法
ドル転してからそのままずっと預金口座に放置していれば住信SBIネット銀行であれば平均取得レートは単純に表記されますが、米国株を購入したり別の口座に移すと移した分だけレートが変動してしまいます。
ちゃんとした平均取得レートを出すには計算する必要が出てくるわけですね。
計算方法は以下のようにするのがシンプルです。
円入金額合計÷ドル入金額合計=平均取得レート(円/ドル)
例えば別月に3回に分けてドル転したとします。
1月に30万円を2,700ドルに、3月に10万円を950ドルに、5月に3万円を280ドルに交換したとします。
計算すると(300,000+100,000+30,000)÷(2,700+950+280)=109.41
この場合平均取得レートは109.41円/ドルとなります。ドルの入金額にはスプレッドが含まれた手元に残るお金が見れる為、しっかりとした平均取得レートが計算できるわけです。
2020年11月初旬の平均取得レート
ということで現在の私の平均取得レートがどうなっているか見てみましょう。
平均取得レート:108.84円/ドル
ドル転入金額:471万円
はじめに米国株を購入し始めた時は一気にドル転したという例外はあるものの2年ほど毎週2回ドルの定期積立をしています。
2019年3月時点では111円/ドルであった為替は現在では105円/ドルを下回っています。こういう背景から1ドルあたり4~5円程度の損失が出ていることになりますね。
保有しているドルはおおよそ43,273ドルなので損失分5円を掛けるとだいたい21.6万円が評価損失ですがなくなっているわけです(泣)。
20万円くらいどこにいったのかなーって気にはなっていましたが為替でやられていたとは・・・だいたいわかってましたが数字で現れると嫌ですね。
まぁ2011年には80円/ドルを下回ったこともあるのでそうなると120万円くらい損失が出ることになります。が、その分コツコツドルを買い増ししていくので自ずと平均取得レートも下がっていくわけですね。
ずっと安値のままなわけがないため、どこかの段階で再度ドルの価値が上がるのは必然なのであまり気にしないほうがいいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
為替によって20万円くらいの損失が出ていることがわかりました。新卒1年目のお給料くらいなくなると考えるとなかなかハードですが、円だけ持っていてもこのリスクからは逃れられません。
淡々と積立をして安くなったら購入額を増やしてその分米国株を買うということをしていけば数十年後にはいつの間にか複利の効果や時間の流れによって必ず利益が出ると思います。
その時まではただ機械的に積立していくほかありません。
☆日々の継続こそが心身向上の糧☆