キャッシュの確保はほとんどの人が労働から得ていますが投資同様分散できるなら分散した方がリスクを小さく出来ます。
そもそもの考え方は以下の記事で説明している為省きますが、今回の目的は各キャッシュ・イン・フローの依存度を再確認してそれぞれセミリタイアする上でどう金融資産を増やすのかを考えていくことです。
依存度と出口戦略は千差万別ですがこれらの方針を固めておかないといざという時に信念がなくて行動がぶれる為、中身は違えど各個人で考えておくことは重要ですね。
目次
キャッシュ・イン・フローの現状把握
今のキャッシュフロー・クワドラントを図化
私個人のキャッシュフロー・クワドラントに基づくキャッシュ・イン・フローは以下のように図化出来ます。2年前までは労働収入しかありませんでしたが、劇的にこの2年で変化がありました。

基本的には労働収入なのは相変わらずですが、各分野へ資金を分けています。最も資金提供が大きいのはやはり投資家の部分ですね。去年から含めて毎年200万円以上つぎ込んでいます。
次に大きいのは家賃収入を得られる不動産への投資資金です。今までは頭金や税金をつぎ込むくらいなので株式資産よりもかなり少ない金額の資金しか使っていません。
ブログについてはサーバー代やワードプレスの初期費用くらいしか資金を使っていません。完全に趣味みたいなものですね。
収入の依存度も図化しておきます。

100%従業員から少しずつ分散出来ています。セミリタイア後は従業員も300万円くらい稼げば十分になるくらいにビジネス・オーナーや投資家での収入向上を目指していきます。
各事業の出口戦略
出口戦略という言葉自体は市場や企業の経営などから撤退する際に経済的損失を最小限にすることか、投資において投下した資本を最大限に回収することという意味合いです。
ここで言う出口戦略はセミリタイアまでを想定したものでそこからは新たなスタートと区切っていこうと思っています。
従業員
これは簡単です。本業ですので最大限(常に80%くらいの力で)頑張って収入を最大化します。ただ、いくら頑張ったり利益の上げるような開発設計が出来たとしても毎年の昇給はほとんど変わらないのが現状です。
トヨタ自動車が年功序列制度を本格的にやめる動きをしているため、自動車業界である私の企業もそれに習う可能性が大いにあります。トヨタが切り替わって数年経ったら切り替わるような気がしますがそのときには30後半になりあまり恩恵が感じられないような気がしてやる気もなくなりますね。
本業以外も頑張りたいという気持ちが高まります。
ビジネス・オーナー
家賃収入を目的とした不動産投資が事業の核となっています。今の所ローン返済にほとんどの家賃収入が取られるわけですが、そろそろ繰上返済によって収益の加速化を目指そうと思います。
おおよそ100万円繰上返済すれば4%程度の利回りです。値動きの大きい株式投資も続けますが、こちらへの毎年の資金投入もしていきたいと考えています。
投資家
純利益という意味では家賃収入よりも稼いでいます。引き続きインカムゲインを中心とした入金投資によって資産を拡大していくつもりです。
自営業
ほとんど趣味と化している当ブログですが収益用のブログを立ち上げていきたいと考えています。とはいえ本業をおろそかにするような時間は取れない為、かなりの牛歩で構築していくことにはなりますね。
労働収入の各事業への資金投入比率を考える
年収600万円とはいえ税金等々考慮すると可処分所得としては400万円程度がいいところ。
それぞれの事業へどう資金投入するかを考えます。まずは生活費としては現状だいたい100万円必要なので残り300万円ほどをどうするかになりますね。
200万円は今も株式投資へ資金投入している為、続けます。残り100万円は家賃収入の最大化を図るために繰上返済資金に充てます。
株式投資は利回り税引き後3.5%となり、繰上返済による利回りは税引前4.5%弱くらいです。毎年一定額返済していけばその資金分繰上返済資金へ充てる事ができる為、ある程度返済が済んだら次の不動産への資金へ充てて事業拡大を図って行きたいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今のキャッシュ・イン・フローを確認して今後の方針を考える。少しずつ労働収入の依存度を減らして安定化を図るのが大事です。ビジネス・オーナーもマンションだけでなく別の資産による収入を模索して分散していくのが良いのかもしれません。
色々と事業拡大先はあるものの現状に満足しているだけでは尻込みしてしまいます。やってみてダメだったら新しい道を切り開くのが経済的自由を獲得するに値する人物なのかもしれません。
☆日々の継続こそが心身向上の糧☆