『投資』中でも株式投資においてこの本は繰り返し読む事によって健全な投資思考を培うことが出来る非常に優秀な本だと言えます。
初級、中級、上級の誰でも読んでおいたほうが良い。
この本をおすすめする理由としてはこの本が単にお金儲けの為に簡単に勝つ方法を記載しているわけではない点です。
投資を始めて少し経ったときやなんとなく自分の投資方法を確立してきた時などに読んだりと何度も繰り返して読む事で新たな発見が出来る本になります。
一番大切なくせに20もあるのかと思うかもしれませんが、20の教えが一番大切なのでそこのところは意味を履き違えないようにしたいですね。
逆に一度も投資に触れたことのない人にはイメージし難いですが本質を理解出来る点ではお勧め出来ます。
この本を読んであるべき姿と現実のギャップを理解する事ができればある程度の市場リスクにおいて許容出来る為、無理な投機、投資はしないでしょう。
本の中身について
株式でも何でもそうですが価値は一言にいうと上がるか下がるかだけです。
ですが上がる条件、下がる条件には様々な要因があります。
この本には企業の本質的価値や市場の心理的要因など様々な事柄が価値に影響していることを述べており、具体例を参考にわかりやすく記載しています。
私が最も重要だと思ったのは一番最初に記載してある二次的思考をはりめぐらすことです。
ある企業に対して悪いニュースが出た後でも単純に価値が下がる場合もあれば逆に上がる場合があります。
その本質を見極める際に悪いニュースの背後に隠れている本質を見極める事が重要であるというものです。
中々上手く二次的思考へ持っていけない事もあり奥が深い教えなので是非読んでみることをお勧めします。
まとめ
投資ですぐに勝てるようになるだとかどの企業を選べば勝てるだとかの小手先の教えではなく、市場や投資家の本質を論理的に検討した本です。
私のブログにも度々引用しているくらい重要なことが書かれています。
間違った考えから投資を始めるのが嫌な人や投資を漠然とやっている人が読むと非常に勉強になりますので一度読んでみてはどうでしょうか。
☆日々の継続こそが心身向上の糧☆