人がどのようなことから不安感を抱くのか理解しておけばなんとなく感じる不安についても上手く付き合うことが出来ます。
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ぼんやりとした不安
長く生きるにつれてふと老後やその後のことを考え始めるとぼんやりとした不安に苛まされる人は多いかと思います。
心がその不安に耐えきれずに死を選ぶ人もいます。じゃあその不安はどういったことから起こるのかというのは気になるところですね。
ぼんやり、漠然とした不安感は長期的なことを考えると引き起こされるようです。これは後でも説明しますが人間、動物はそもそもが今日明日を生きるので精一杯だった期間が長かったのが要因と言えそうです。
数万年世代を超えて今があり、振り返ってみるといつも今日の食料が手に入るか、今日は天敵に会わないかという短期的なことしか思いを馳せることがなかったです。
それが現代だと食料は豊富で天敵はほとんどなく、短期的な危険はほとんどありません。そういう中でようやく長期的なことを計画したり考えたりすることが出来るようになったのが現代です。
人間に備わった危機管理能力の誤作動
数万年を経て人間は天敵が多く、非力でも子孫を反映してこれたのは短期的な危機管理能力のおかげです。ただ、長期的な危機管理能力は皆無なので長期のことを考え始めるとキリがなかったり不安しかなくなったりします。長期的なことは考える余裕がなかったんですから当然ですね。
この長期的な危機管理能力が誤作動してしまい、精神的に参ってしまうことが多いみたいです。
数万年間さんざん短期的なことしか考えられなかったのにいきなり現代の私たちが長期的なことをじっくり不安もなく考えられるかというとそんなことができるはずがないですね。
対処方法
老後まで数十年好きでもない仕事をして一生を終えるのかなど老後の貯金はどうだろうとか、そもそも日本という国が存在していて年金もらえるのだろうかなどなど考えるとほんとにキリがありません。
そんな私たちが精神的に参ってしまわないためにどうすればいいか、私は一度参ってしまいましたが、克服したので理屈がわかります。
今を必死に生きれば良いだけです。
いつまでも過去を引きずったり、来もしない未来のことを思いはせらせていても意味がありません。古代人はほとんどを短期目標のみで今を生きられるかしか考える暇がなかったことから、同じように真似したら良いと思います。
まずは今を生きることから始めましょう。
なったことをあーだこーだ考えるのではなく、なってしまったら対処をどうするか考える、そして実行する。これが大事です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
未来のことを考えすぎて少し不安になったらまずは今を悔いなく生きているか再度確認してみましょう。
その後は具体的な目標を立ててひたすらそれに向かって今を生きれば毎日が楽しくなります。
☆日々の継続こそが心身向上の糧☆